今年2017年は、私達の武術活動では新時代に向けて全体を一新した「標準化」カリキュラムと運動プログラムで完全統一したシステムで全体の進行をしていきます。
そして、それは日本国内の団体(※特に日本人運営の組織)ではまったく何もしていない国際標準の「中国武術標準化」のプロセス過程において、
私達は2012年の上海国際武術博覧会、2013年香港国際武術大会、2015年シンガポール国際武術大会での国際武術大会での実績を重ねて、
上海武術協会の重鎮の先生の皆様を迎えて行った、昨年の「2016年 横浜武術院 中国武術文化交流大会」で完全にシステム化を図り、
大会の内容でそれらの国際標準「中国武術標準化」を証明し、
大会の審判団の先生方が証人となって私達は日本国内における「中国武術段位制」普及団体としての認証を受けられました。
「2016年 中国武術 文化交流大会を終えて」
http://ameblo.jp/yokohamabujutuin/entry-12198060250.html
今年の4月からは、そのシステムで全体の統一基準システムの実現化の年がスタートします。
今とても感慨深く受け止めているのは、「全く知らない」「全くわからない」という感覚の日本国内の武術活動界の方々ばかり、というのは今現在最大のチャンスであり、
もう今の時点と将来は、私達が「第1基準システム」を構築する権利と資格を私達は今現在は掌握している、ということです。
※以下は、4年前 私の”2013年 8月”の記述です・・・
「日本国内の「武術段位制」について思うこと」
http://ameblo.jp/yokohamabujutuin/entry-11591053288.html
「国際武術段位制が日本国内に与える影響について」
http://ameblo.jp/yokohamabujutuin/entry-11591822282.html
「中国武術標準化」は、それはもう2012年から始まり、2013年からは統一された「国際標準」として既にスタートしている現実であり、
今年の秋から、世界の本当の「武術活動界」はより大きなムーブメントになって動いていくと思います。
(※これは今のところ、まだはっきり内容を公に申し上げられませんが、いずれ近いうちに判明する時がこの2~3か月ぐらいでわかると思います)
そこで、この国際標準「中国武術標準化システム」は先ず「太極拳」から、4月より始動していきます。
昨日は「中国武術段位制 太極拳 一段、二段、三段」を改めて紹介しながら行いました。
内容は「単練套路」「対練套路」「対打套路」の3つと、
「対打套路」では、「甲と乙」「乙と甲」の2パターンをこなせて、合計5種類の能力を持ってこそ「習得」「体得」の規定での技能レベルになります。
これが規定、そして自選太極拳のパターンでは陳式太極拳は「10式」「13式」「18式養生功」そして「38式総合套路」
「龍身蛇形太極拳」
(※知られていないと思いますが、楊式太極拳 簡化24式は”自選套路”での三段技能レベル水準での套路です)
それに「推手套路」「推手析招」となります。
今いくつかのスポーツクラブでも、先にスタートしていますが、
参加者によっては、旧来型の太極拳スタイルオンリーで、応対できない人も、かなり見受けられましたが、
中国武術の技能として、正しい太極拳になって行くか、
健康体操、レクリエーション太極拳のみに断定して、続けてやっていくか、
そういった「二極化」は進むと思います。
そして、健身気功系では、
先ず、気功体操の準備運動プログラム、
「八段錦」「五禽戯」「馬王堆導引術」を音楽伴奏で行い、
「伝統気功 華侘五禽戯」です。
しかしながら、それは宿命であり、
今後は各々の武術スタイルや姿勢で将来性、や可能性を高められるかどうか、
になっていくことで、
今現在の日本国内で米国の影響を受けて混迷、混沌とした社会環境と同様で、
「各々次第」の時代になっていくでしょう。
今現在は4月からに向けて本格的なプログラム・フォーマットの内容調整をして準備中ですが、
私達は、楽しい武術活動として、仕事として、ライフスタイルとして、
総合的なシステムの構築の実現化を行っていけると思っています。
頑張って参ります、よろしくお願い致します。