メヒコ遠征からガラッと雰囲気が変わった内藤哲也。
G1はここまで2勝1敗。ファレを丸め込み、柴田にはスリーバーからのPKを食らった。棚には変形のネックブリーカー(DDT?)をお見舞い。
実況も解説も口を揃えてこう言います。
「内藤が何をしたいのか見えてこない」
「何を考えているのかわからない」
まぁ…確かに見えてきません。よくわかりません。そういう部分で外野がアジするのもアリでしょう。
ただ、筆者的にはこれこそ(・∀・)ニヤニヤな展開でして。
何をしたいかが見えない方が面白いのです。
遠征前のままであれば、どれだけ頑張っても、どれだけ実績を残しても、おそらく棚橋やオカダの陰に隠れ続けていたことでしょう。
かと言って、中邑のような摩訶不思議さや後藤のような実直さをウリにしてきたわけでもないわけで。
そう考えると「ミステリアス」は一番良いのではないかと思うのです。
このスタイルでG1を勝ち上がることはおそらくないでしょうが、内藤はおそらくその先を見据えていることでしょう。
カープの赤に染め上げられたコスチュームから、本人が一番嫌いだと言っていた黒主体コスチュームへの転身。これはかなりの英断です。
別に慌てて新日本プロレスの主役にならなくてもいいんです。
トランキーロ!
答えが見えてくるのはまだまだ先でしょう(^^)