自動車に定期点検があるように、我々身障者がレンタルを受けている福祉用具にも定期点検があります。
その定期点検のため、昨日業者であるフランスベッドの5代目担当者、T君が来訪してくれました。
ウチは私が退院してからフランスベッド一筋。ケアマネ抜きで直接打合せをしているので、ケアマネは書類を作って判子をもらいに来るだけです。
場所にもよると思いますが、ウチの近辺の地域包括センターは、代々行政の福祉関係の部署のお偉方が天下って理事長を務めているところで、職員もお役所体質なので信用出来ず、ケアマネに相談することはまずありません。
必要なことは自分で調べ、直接交渉するようにしています。と言うのも、以前ケアマネに相談したところ、間違ったことを教えられたり、とんちんかんな手配をされたりした経験があるからです。
そんなわけで、福祉用具の業者とは、とりわけ仲がいいのですが、今担当してくれているT君がまたいい男なんです。
元高校球児だけあって、礼儀正しく明るく元気な好青年。話も合うし、ウチの子どもたちとも同世代なので、まるで息子が出来たような感覚でお付き合いしています。
特に問題なく無事に定期点検を終え、最近3人目のお子さんが生まれたT君に、赤ちゃんの写真を見せてもらい、時間も夕刻すぎだったので世間話に花を咲かせました。
妻もそれを見越して、T君用にいつも手作りおやつを用意しています。
今回は、「レモンメレンゲタルト」。
T君が「マジ、美味しいです」を連発してくれるので、妻も悪い気がせず、いつも甘やかしています(笑)。
ウチは女の子しか育てた経験がないのですが、T君を見ていると、男の子だったら「明るく」、「元気で」、「礼儀正しく」、「声が大きくハキハキした」、人間に育てたいと思いました。
今は、孫のちび太くんがそのように育ってくれるといいな、とひたすら願うばかりです。