ミラクルを否定してはならない、と頭ではわかっているものの、
ついつい、いやそんなこと、あるかなと疑うもうひとりの自分がいる。

こうやって自分の手でつぶしてしまわないようにしなければ。
心に余裕をもたねばならない・・・
つれづれなるままに

このバジルの上に乗ってるカエルのように。
しっかりと腰を据えて、不安にならないようにしなければ。。。

今日は昨日のようなゲリラ豪雨はありませんでしたが、
めずらしく熱帯夜にはなりそうになく、とってもうれしいですニコニコ


クーラーつけなくても済むし、地球にもやさしい夜になるのでは!?


この時間、よーく耳をすませていると、カエルの鳴き声ももちろん聞こえますが、

夏の虫たちの声もよく聞こえます。


外来種のうるさい虫ではなくて、おそらく日本古来の夏の虫たち。

むかし田舎でよく聞いていた、夏を彩る音の風景です音譜


ひかえめでありながら、自己主張している声。

風鈴が奏でるような華麗さはないけれど、ひんやりとした風と一緒に聞こえてくると、

とっても癒されます。

ふだんはカエルたちの必死の鳴き声にかきけされていましたが、

今晩はその背後、いやその前列から聞こえる虫たちに

耳を傾けて夜をすごしたいと思います星空




暑すぎて、外向的?になるこの季節。

こうした季節の力を借りて、わたしも自分の感情やら悩みやらを思いっきり打ち出したり、
はっちゃけてみたり、こうあってほしいという望みを展開させていきたいのに、
どうしても、そうしたもろもろが先走っていて、どうやら実情はそれらに追いついていない。。。
取り残されてしまっている。

そして、ふと気がつくと、目の前にはこうしたものがごろごろと拾われずに転がりつづけている。


こうありたい!という願い。
こうなってほしい!という希望。

どれもたしかに気まぐれで自分勝手なもの。
だけれど、そとの猛暑に負けないくらいの熱を帯びている。

こうした願望と実情との隔たりを、じわじわと押し狭めていくこと・・・
そのためには、変わらぬ現状に耐え抜くほどの精神的な強靭さが必要なのだろうか。

自分次第で事が運ぶかもしれない。
ほんのわずかな可能性の芽をみずからの手で摘み取ってしまう前に、
それを活かさねばならない。


熱帯夜、たまにどこからともなく吹き抜けていく冷気を感じたとき、
そのようにふと出発点に戻る思いがした。