三年前、ちょうど震災後にはじめた小学校でのボランティア的活動。
放課後の児童の宿題などをサポートする仕事をはじめて三年がたちました。
わたし自身が四月からあたらしい生活をはじめるにあたって、
ほんとうはこの三月いっぱいでスタッフをやめるつもりでしたが、
来年度もひきつづきやることになりそうです。
最初はとにかく三年間つづけようと思ってはじめ、
その目標は達成されました。
月に2、3回、すくなくて1回、ちかくの小学校に行ってましたが、
小学生とのふれあいのほか、わたしより年齢が上のお母さんたち、
自分の母親世代の方との交流もできました。
いろいろと苦労ももちろんありましたが、
それ以上に、
自分が忘れかけていた、いや失いかけていた、素直さ、笑顔、喜び、驚き・・・
そうしたものを、10歳未満の子どもたちから感じとることができました。
こころが洗われた状態になるとは、
こういうことなのかなと思います。
映画や本を通して得るのとは、また一味違う、
もっと生き生きとした皮膚感覚で分かるエネルギーあふれる感情のかずかずに
立ち会ってきた気分です。
これから何年つづくのか分りませんが、
仕事に疲れたら、もしくは定期的に、
いまの小学校には足をはこぼうと思っています。