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横フナ電車区管理人のブログ

自分の鉄活動日記を公開。動画(主に抵抗制御の電車関連)も公開中。
鉄道以外にも自分の好きなことを書いたりしています。

 昨年11月のフィリピン遠征で最も利用した鉄道はLRT1号線とMRT3号線。高架鉄道ではあるものの、路面電車のような車両が使われているのが特徴的だ。



 この動画はEDSA駅近くで撮影したもの。(PNRのEDSAとは離れているので、PNRのEDSA駅に行くには、この駅でMRT3号線のタフト アベニュー駅まで連絡通路経由で歩き、そこからMRT3号線に乗って1駅先のマガリヤネス駅まで行かねばならない。因みに乗り換えはそれほど不便ではない。)
 動画の電車は日本で製造された車両。日本車両や近畿車両で製造されたそうだ。車内に入り乗降用ドアを見ると、何処となく西日本の223系などの扉を思い出してしまった。やはり近畿車両が関わっているからか?今度、遠征した時は全線通しで乗ってみようと思い、空いているところを狙って車内の様子を撮影したいものだ。

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 南国的な光景を撮影。お洒落な感じの電車とヤシの木の組み合わせ。(因みにフィリピンの鉄道は撮影禁止と何処かに書いてあったが、撮影しても何とも言われなかった。特にPNRのTutuban駅は、撮影して大丈夫かと聞いたら、OKしてもらった。ただ、場合によっては変わることもあるかもしれないので、その場合は係員の指示に従って下さい。)

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 ビト クルズ駅近くで撮影。写真の電車はベルギー製。高架橋を見て何だか総武線の浅草橋周辺の光景が思い浮かんでしまった。(全然、似てないけど。)乗り物だとかにフィリピンらしさを感じる。






 変って、これら2点の動画はMRT3号線。この路線は大動脈であるEDSA通りに沿って走る路線で、幹線道路に沿って走る場面は中々カッコイイもんです。まるで北大阪急行を思い出すような光景。(乗ったことないが)この路線の電車は3両(?)の編成を何編成か繋げて走っているような感じで、そのジョイント部分で見る光景がカッコイイんですわ。今回は側面の景色しか撮影してないが、今度はジョイント部分からの光景を撮影したいものだ。

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 これだけ見ると、ヨーロッパの都市鉄道みたいな感じ。

 ついでに、フィリピンの鉄道は乗車券を買う前に必ず、セキュリティーチェックがあります。さらに乗車券はPNRやLRT・MRTも窓口販売が基本。また、駅によっては非常に混雑するので、余裕を持った行動を心掛けたい。
 自分は日本の他、韓国の鉄道に乗ったことがあるが、乗りやすさは日本は勿論、韓国、特に地下鉄の方が断然に上である。このようなチェックがあるから、韓国みたいに物売りが来ないという利点もあるが…
 それでも、国が違えば鉄道の乗り方も違うということで、自分は文化の違いと割り切って楽しんでいる。
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 前の記事でフィリピン国鉄の韓国製のDMUが調子悪いという話しをしたが、今回は本場韓国の鉄道の話し。
 写真の列車はKORAILのセマウル号で、このタイプのディーゼル動車の調子が悪いらしく今年(2013年)の1月に引退してしまったとのこと。これの中間車の外観と似ている客車セマウルはまだ残っているそうだが、いつまで残るか気になるところ。写真は2012年1月、新道林にて撮影。現代製の車両である。

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 こちらは、大宇製の車両。現代製よりも丸みがある感じだが、個人的には現代製の方がまだ好み。このセマウル号、長電のゆけむりと同じ歳くらいだと思うが、それよりも古く見えてしまう。やはりお国柄の違いなのだろうか。それにしてもフィリピンのDMUもそうだが、韓国製の車両は何で故障が多いのだろう。ちゃんと丁寧に作ってほしいものです。(2012年1月 東大邸にて撮影。)


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 配給列車(?)の最後尾に連結された動力車。連結器カバーを閉じた姿を見ることはなかった。さらにデビュー当時の塗装にも復元されることなく終ってしまったし。韓国でも鉄道ファンが増えているのに。2012年1月新道林にて。


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 レディーバード塗装のDL牽引のセマウル号。自走出来ないということは、もう末期症状の状態だったのだろうか。ネタ釜を見れて嬉しい反面、セマウル号にとっては見られたくなかった場面だったかも。


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 車内は非常に豪華で座席も凄く柔らかく、足元も広く、これで普通車の座席とは信じられない。韓国の優等列車も内装がつまらなくなってきたので、このセマウルの車内は有難い存在である。一日も長く客車セマウルが走ることを願いたい。
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 昨年11月下旬のフィリピン遠征記の話しを続けます。写真の車両はフィリピン国鉄(PNR)のDMUと呼ばれるCommuterに使われている車両の一つで、2009年に韓国の現代ロテムで製造された気動車である。PNRのCommuterの主力車両だが、故障が多いらしく一部の運用を203系やキハ52で代走している有様である。自分もPNRに乗っている時、キハ52や203系の運用を結構見掛けた。さらには故障したと思われるDMUをDLが牽いている場面も見掛けた。
 実際、自分も乗車したのだが、冷房は効かないし、正直言って203系やキハ52(冷房はないが)に乗ったほうがマシではないかと思ったほど。この車両に乗って汗がいっぱい出たくらいだ。

 悪口ばかり書いたので、口直しに車内の写真を
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 このステンレス地に模様が入った扉、正に韓国の地下鉄や広域電鉄の扉と同じである。路線図を見なければ、「トゥリムン タシィムニダ」なんて放送が聞こえてきそうだ。ドア窓のサイズもKORAIL1000系や311000系初期車と同じようなサイズだが、営団3000系や5000系と似たようなドアにも見える。(韓国の地下鉄の歴史は日本の国鉄と営団をミックスしたような1000系電車から始まっているから無理もないが。あの電車は営団地下鉄みたいなドアなので。)それなので、営団や韓国の地下鉄の血がここにも流れているような感じだ。

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 貫通扉上の車号(?)表記も正に韓国的。比較動画↓



 因みに今回のDMUの動画はこれだけです。


 普段はP-POPと思われる曲が流れているが、突然、江南スタイルが流れ始めたので撮影した。韓国製の車両でK-POPが流れるという少し面白い動画になるかなと思って…車両の音楽がステレオ音声で流れているので落ち着かないが、P-POPでもノリのいい曲が流れていたので、新たな発見が出来たのは良かったかも。
 それにしても、Tutuban駅の待合室のテレビで韓流と思われるドラマが放送されていたので、フィリピンも韓流が流行っているのかもしれない。