前の記事でフィリピン国鉄の韓国製のDMUが調子悪いという話しをしたが、今回は本場韓国の鉄道の話し。
写真の列車はKORAILのセマウル号で、このタイプのディーゼル動車の調子が悪いらしく今年(2013年)の1月に引退してしまったとのこと。これの中間車の外観と似ている客車セマウルはまだ残っているそうだが、いつまで残るか気になるところ。写真は2012年1月、新道林にて撮影。現代製の車両である。
こちらは、大宇製の車両。現代製よりも丸みがある感じだが、個人的には現代製の方がまだ好み。このセマウル号、長電のゆけむりと同じ歳くらいだと思うが、それよりも古く見えてしまう。やはりお国柄の違いなのだろうか。それにしてもフィリピンのDMUもそうだが、韓国製の車両は何で故障が多いのだろう。ちゃんと丁寧に作ってほしいものです。(2012年1月 東大邸にて撮影。)
配給列車(?)の最後尾に連結された動力車。連結器カバーを閉じた姿を見ることはなかった。さらにデビュー当時の塗装にも復元されることなく終ってしまったし。韓国でも鉄道ファンが増えているのに。2012年1月新道林にて。
レディーバード塗装のDL牽引のセマウル号。自走出来ないということは、もう末期症状の状態だったのだろうか。ネタ釜を見れて嬉しい反面、セマウル号にとっては見られたくなかった場面だったかも。
車内は非常に豪華で座席も凄く柔らかく、足元も広く、これで普通車の座席とは信じられない。韓国の優等列車も内装がつまらなくなってきたので、このセマウルの車内は有難い存在である。一日も長く客車セマウルが走ることを願いたい。