「万引き家族」 | ひよこぶたのブログ

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やっと観てきました。


終了迫り 都心へ向かう通勤ラッシュ 躊躇しまくりながらでも
今日しかチャンスないから 頑張った。

しかし 電車に乗らない生活になれ
ましてや満員電車なんてよっぽどじゃないと避けて生きてるから

身動き取れないなかどこからか香ってくる仁丹の臭いに
気が遠くなりそうになりながら耳から聞こえる音楽だけに集中して



早めに行っていい席確保 ほぼ満席

映画 一言では言い表せないけどせつないと思った。

嘘だったかもしれないがそこにあった幸せな時間とかは紛れもなくあたたかくて
脆いし脆かったけど でもなんかそこにあったぬくぬくした温度はあったもので

ふとしたことで芽生える猜疑心
警察の人が言う 本当の家族なら~ゆれるしょうた

でもりんはつかの間のあたたかさ 助けられた現実も法律は
助けたほうが罪



色んな角度からの思い

私は是枝監督好きだ
この作品には今までの色んなの思いだす要素がある気がした。

誰も知らない みたいに りんが死なないラストで良かった。
歌 大人になっても忘れてないといいなとか
お麩がおいしかったとか 歯を屋根に投げた嘘の兄とか

焚火の前 抱きしめてくれた他人の温もりが
生きる力になるなら

それは 

見えない花火の音のように

刻まれるものなんだと思った。