見おわった後 気づいた・・・
このオーディオコメンタリーってなんやろ・・・? これまでOFFになってた まだ見てなかった
無音で本編の映像が流れる
その後ろで 藤井秀剛監督の司会進行で 監督さんと俳優陣の会話が流れる
シーンが進むのに合わせて 俳優陣から 苦労話を聞いたり 想い入れを聞いたり
監督さん自身の 苦労したこととか こだわりとか そのシーンの意味とかも話される
20年前のカメラと編集機で製作されていて 古い機材 アナログ作業ゆえの苦労
低予算ゆえの やりたかったけどできなかったこと
低予算ゆえの お金があれば簡単にできることに 時間と労力がかかる苦労とか
監督の色へのこだわり カメラワーク 音楽へのこだわり
オーディオコメンタリー
こんなに意味のあるもの 作られてたのに今まで気付かんと 全く見てなかった 恥ずかしいね
話しを聞きながら 無音の映像の中の 2号演ずる谷野先生を見つめてた
他の先生のことも 普通に音声入りで本編を見るのとは また違って 見つめてた
監督さんのこだわりや 撮り方の意味とか いろいろ聞きながら見てると
前にも見てたのに あぁこんな風に見えてたんや 見せてたんや って気づく
すごく興味深いし オモシロかった
ただ その中でひとつ 2号が・・・
2号が監督に感想を聞かれて 答えてるコメントがあるんやけど
そのコメントを耳にした時 マジで驚いた
! ・・・これ笑えへんやつ
その撮影のときは みんな笑ってるけど 今となっては笑えへんコメント・・・
今日は セリフは聞こえない形で 映像だけ見た
それはそれで すごく楽しめた
音の無い分 映像に集中した
ますます いい作品やなって思った
あらためて 2号もよく演じてるなって思った
「狂覗」という作品は一度は映画化が決定したんやそうで・・・
(公式サイトから知った話)
社会的に硬派な問題に映画会社は難色・・・映画化は難航
内容をコミカルにする要請・・・エンディングを変える要請・・・
それでは監督の表現したいものとはかけ離れる・・・監督は全て拒否
一度は諦めかけた企画に 藤井さんは最終的に CFAで制作する事を決意されたのだそうで
自分たちで作れば・・・
CFAの特色は、出演者が映画制作の全てを兼務している事です
以下 公式サイトから拝借
CFAの出演者は、プロデューサーでもあります。
CFAの出演者は、現場を走りながら、芝居をします。
CFAの出演者は、マイクを持ちながら、芝居をします。
CFAの出演者は、トンカチを持ちながら、芝居をします。
CFAの出演者は、自己演出で芝居をします。
タフで映画愛のあるチーム なのです
↑↑↑(ご参考まで)
熱海の廃校で5日間で撮影されて
その内4日は 徹夜ていう地獄のスケジュールの中 演じきった2号を ぜひ見て欲しい
まだの方は是非 一度見た方も是非
TUTAYAとかでレンタルできます(笑)