コンティニュアム・ムーヴメントは
エミリー・コンラッドという、ダンサーで振付師でもあった
アメリカ人の女性によって地上に生み落とされ、
今も進化を続けている、ムーヴメントによる探求のプロセスです。
コンティニュアムでは液体(水)の性質を、声、呼吸、身体の動き(ムーヴメント)を通して探求し
ゆっくりと感じ、静かに味わい、立ち止まって穏やかに耳を傾け
日常の生活の中ではあまり注意を向けることのない ”身体の感覚” に焦点を向けていきます。
成人では約60-65%は水分だと言われているように
わたしたちの身体はほぼ液体で出来ています。
そして、この水の持つ性質のひとつに“共振する“というものがあります。
例えば、話しをするために声を出すときには
自分の身体だけでなく、相手にも、またそれ以外の空間や物質にも液体の共振が起きています。
また、水は常に循環しています。
わたしたちの身体の水は、ある瞬間に、誰かがどこかで流した涙で
アフリカでゾウが水浴びをしていた水で、南極の氷河の氷だったかもしれません…
水は、蒸発して、空で雲となり、そして雨となって地上に降り注いで私たちを潤します。
決して切り離すことの出来ない、大きな循環の中に、すべては存在しているのです。
わたしたちはそれぞれがひとつひとつ、ひとりひとり別々の存在だと頭で思い込んでいるかもしれませんが
”すべては水の共振作用を通して繋がっている”
コンティニュアムではそんな風に考えます。
わたしたちの中にある水は、
すべての生物の中にも、木々にも、空にも、大地にもあり、
循環し、また共振し合っています。
コンティニュアムをすることで、
わたしたちは自分とのつながりを取り戻し、
すべてのつながりの中に在るという感覚を取り戻し、
そして孤立や分離という幻は消えてゆくのです。
波打ち、振動し、らせんを描く水は、癒しや変容の器でもあります。
11月、12月は都内(品川区内)で対面のクラスがあります。ぜひご参加下さい。
11/15(日) コンティニュアム・ワークショップの詳細&申し込み
12/13(日) コンティニュアム・ワークショップの詳細&申し込み