気温の高い日々が続いていますね。
昨日は暑さの中を、どうしてもの用事で外出しましたが
街中を歩いていると
普段感じるよりも、日陰の暗さが増しているように感じられました。
歩道に落ちた影がほんとうにきれい。
ゴーギャンやアンリルソーの描く南の島の絵は
縁取りや影の部分が濃い黒で描かれているのが
わたしにはとても印象的なのですが
強烈な日差しのなかを歩いていて気がついたのは
影になっている所がいつもよりも存在感を増し、
濃く黒く感じるということ。
太陽の光が強いと
それに伴って出来る影も黒の濃さを増す。
太陽に照らされたサルスベリの濃いピンク。
子供のころから見てきたし、これまでそんなに気にしたことのない花だったんですが
すごくきれいでした。
別になんということはないのですが
このことになんだかとても心が動いてしまい
暑い中で、
街路樹や、街並や、マスクをして行きかう人たちを
少しの間、ボーっと眺めていました。
ここ数日
外の世界で起きている出来事と
わたしが内側で感じたことに
リンクするように思えたから
余計心が動いたのかもしれない。
いま世界中で密かに
でもハッキリと明らかになりつつあることは
新型コロナ騒動の陰に隠れて
メインストリームメディアには出てきませんが
(特に日本では)
これまで表に出ることなくずっと存在した "闇" が
じわじわあぶり出されてきているんですよね
その内容を深堀りしていくと
人間のすることとは思えないような行為が
実際に行われていたことが
わたしレベルでも情報にアクセスできるほどに
開示されてきていて
こうした情報に触れるとき
しっかりグラウンディングしていないと
つられてこちらまで心が病みそうになるのです。
深い闇に共振するなにかがわたしの中で浮上します。
自分自身の闇にフタをしていた頃に
これを知ってしまったら
どうなっていたかなぁ、とちょっと怖いくらい。
まぁでももちろん、こちらの準備が整ったから
その情報が現れたのでしょうけど。
今は
ふとした時に感じるどす黒い感情や
心に浮かぶ邪悪な思考も
フタをして無かったことにはせず
また
どす黒い感情を感じたり邪悪な思考をしてしまう自分を
責めることもやめたので
さらなる闇の世界を見る準備が出来た、という感じでしょうか…
どんな感情も、どんな思考も、どんな自分も
すべて許されているんです。
もし許せないと感じたら
裁きたくなる気持ちのほうを見てあげる。
そんな風にしていると
自分の中にある闇を知っても
また軽い心の状態に戻ってくることが出来るようになります。
闇に落ちた人たちには
そのことから逃れられなかった理由があって
だからもし、
そんな人たちのことが
許せないと感じたら
裁きたくなる自分の気持ちのほうを見てあげる。
「変えることが出来るのは自分だけ」という教え。
これもう聞き飽きたんですけど、でも真理なんですよね。
だから外側の出来事や人が許せないと感じるときには
視点はすみやかに自分の内側に向ける。
これなーんだ? 正解はサルスベリの "がく" です(たぶん)!
子供用フォークのような、冠のような…
サルスベリの木の下にたくさん落ちてました。
闇を浄化するには光のもとに一度出してあげる必要があるんですよね。
そういう事が、個人的にも、地球規模でも、
今はものすごい勢いで起きている。
太陽の光の強さと
それによって出来る濃い影が
見せてくれた世界に
人間世界の出来事を重ねて見た昨日でした。
あなたが痛みや悲しみから癒されますように
苦難から解放されますように