昨年の3月に書いた記事を再アップします。
身体との関係が良好だと
一般的にはタブーとされるような内容の話をするときにも
使う言葉も内容も、柔らかく思いやりのある表現になるのだなぁ、と
身体を使った表現をされているあるお方の話を聞いていて感じました。
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女性が
性に関する表現を口にする時に
照れなのか、抑圧なのか
それしか知らないのか
とにかく
男性社会の中で
好んで使われてきたような
酷く雑で、
性を蔑むような表現を使うとき
わたしの中の女性が深く傷つく
だからあなたも傷つくんだろう
だってわたし達はつながっているのだから。
コマーシャライズされた言葉を聞き
目にして、使い続けるうちに
身体の繊細な感覚から
切り離されたことばが
脳に染み込み
その人をかたち作ってゆく。
母親が、祖母が、周囲の人たちが
性に対してどう感じていたとしても
どんな風に思い込まされているとしても
わたし達は選ぶことが出来る。
この身体は
なんとささやいているのか
叫んでいるのか
それとも
歓びの歌を歌っているのか
耳を傾ける
いま使っていることばは
腹から、ハートから、全身から
つながって出てきたことばなのか
身体と切り離され
パターン化され
反応で出てきたことばなのか
使い古された表現でなく
自分自身のことばで語ること
色鮮やかな
心地よい響きの
なめらかな肌触りの
芳しい香りの
ことばたちで
自分と対話しよう
いつも、いつからでも、
わたし達は選ぶことが出来る。
女として生まれてきたことを思い出し
甘く、濃密で、繊細な、
身体の中に生きているという快楽を思い出す。
お花どうぞ♡
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