2年前に書いたブログ
 
お盆の時期はいつも不思議な体験をします。
 
それはきっと、
あっちの世界とこっちの世界のあいだの壁が普段よりうすいから。
 
 
 
ナスときゅうりに割りばしを刺して、
馬のかたちの乗り物を作って
迎え火をたいてご先祖様をお迎えする。
 
 
 
そんなおとぎ話みたいな習慣が今もある日本が好きです。
 
 
 
いつか死んであっちの世界に還ったら
年に一度、子供や孫やひ孫に会いに
ナスときゅうりに乗って
お迎えの火を目指して
懐かしい我が家のあるこっちの世界に戻ってくる。
それはもう、お盆が待ち遠しいに違いない。
 
 
 
まぁ、私の場合は
子も孫もいないので
どこかのお宅のきゅうりかナスに乗せてもらうのもいいかも。
 
 
 
新橋駅のあの人、今はどうしているだろうか。