こんばんは。
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秋の空は高いですね、ブルーのグラデーションの美しさに、足が止まってしまう。
先日のアヴェマリアを歌う集いに参加してくれた H さんが、
短いコンティニュアム・タイムに、こんなことを感じられたそうで
彼女の体験を素敵な文章にしてくれました。
(以下は H さんのFacebook投稿の抜粋です。2回に分けて書いてくれたものをひとつにまとめています。)
先日久し振りに老沼陽子ちゃんのリードでコンティニュアム的なことをした。
身体の一部に手を当てながら声を出すというシンプルなものだったのだけれど、
繰り返しているうちに、
まるで爬虫類のような気持ちになってきた。
会場の暗さも手伝って、
まるでひんやりした洞窟の中で、
ポタン、ポタンと垂れる滴の音を聞きながら、
岩の間にじっと潜んでいるみたいな
そんな気分。
それは、想像したというよりは
思い出したという感覚に近かった。
遠い遠い日の記憶。
覚えている限りでは、人生でトカゲだったことはないので、
それはもしかしたら全ての生き物の中に残る、
原始の記憶なのかもしれない。
私たちはまっすぐに進化してきたわけではなく、
サルすら直系の先祖ではないらしいというのが
最近の説のようだけれど、
それでも脳みその中心の、古い脳には
経験したこともないはずの太古の記憶が
仕舞われているのかもしれない。
そんなことを感じて終わった後陽子ちゃんに伝えたら、
コンティニュアムでそんな風に感じる人は多いのだそう。
やはり脳幹を刺激しているから、みたい。
このからだはわたしのものであって、わたし個人のものではないのだ。
わたしの知らぬ世界の記憶まで持っているのだ。
先日 J ちゃんのふたこぶで見たヤモリちゃんのあの手のひら足のひら?を思い出す。
吸盤みたいなまるいゆびを。
Jちゃんの投稿したやもりたん見てたら、先日のコンティニュアムのこと思い出した。
(洞窟の陰に潜むトカゲになった気分、てやつね)
そのときしてたのは、本当にごくシンプルなワークで、
身体の一部を順に触りながら呼吸したり声をだしていたの。
そんな、
一見ありふれた仕草だけでそんな深い感覚になるコンティニュアムも、
リードしてくれた老沼陽子ちゃんもすごいなーと思う。
それでね、
その仕草とそっくりなことを、先月
別のワークショップでもしたのです。
そのときはまったく違う体験だった。
そしてわたしの体験はそのときその場にいた人たちとも重なるものだった。
こうやって、まったく同じことをしても、
参加するWSの世界観やワークの文脈によって、まったく違う体験になるのは、
その場の世界観やファシリテーターの意図がワークそのものに影響を及ぼすからだと思う。
引用ここまでです。
”それは、想像したというよりは
思い出したという感覚に近かった。”
想像や思考からというより、純粋な身体の感覚、身体の記憶として何かをキャッチする
コンティニュアムをしているとこういうことがよく起こります。
ここでリサーチ結果を引用して科学的に説明をすると
もしかしたら説得力が増すのかもしれませんが
コンティニュアムでは、
そうした脳波の波形をとったり、ホルモンの値を調べたり、といった科学的検証は
今のところされていません。
わたしは、そういう所も、コンティニュアムが好きな点のひとつなんです。
データで裏付けできたから、こういう効果が高い割合で期待されます、とやってしまったら
人体の、生命の神秘が冒涜されるし、奇跡の治癒の起こる余地が減る(オーバーですか?)
わたしも私自身の体験や、体感、
創始者のエミリーを初めとした他のコンティニュアム教師の言葉を引用することは多くしますが
何よりもあなたが実際にコンティニュアムをして、感じること、落ちてくるもの、思い出されること、
ひとりひとりの身体に、心に起きること、
その多様性にオープンでいたいと思っています。
そして
そのいのちの多様性を、あなたのストーリーを、
少しだけシェアしていただくことは、わたしの喜びでもあります。
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日曜日にお会いしましょう♪