昨日の新月の夜に
“アヴェマリアを歌う会” をスタートしました。
初回の昨夜は
ひとりひとりが
それまで自分に嵌めていた枠を広げ
気づかぬうちに超えていた、という変容の時間となりました。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
照明を落としたスタジオなのにも関わらず
わたしは外からも、内からも
ずっと大量の光を感じ続けていて、
カッチーニのアヴェマリアは本当に特別な曲だと改めて感じました。
そして、わたし個人の気づきは
アヴェマリアとは関係ないところでも起きていました。
コンティニュアムと言うまだあまり知られていないプラクティスを、
特に抵抗も感じずに(というより喜びを感じながら)学び、実践し、教えているわたしは、
強く意識しないうちに、親からダウンロードされた恥の感覚、タブーとされていること、
”恥じらい” みたいなものは、いつのまにかすっかり成仏させていたんだな、と。
子供のころから何十年もの間、恥の感覚に苦しめられ、身動き出来なかったわたしが、です。
そして、今のわたしが恥ずかしいと感じないことが
多くの人にとっては、まだタブーで、恥ずかしいことなんだな、と改めて知りました。
師匠のエミリー・コンラッドは
今から50年ほど前にコンティニュアムを産み落としたのですが
ものすごい抵抗の壁に挑み続けた人だったのだと、こちらも改めて理解しました。
エミリーが、自由の国アメリカでも、
保守的な地域ではワークショップの参加者の無意識・意識の抵抗がとても強く、
そのためにエミリーの体調が悪くなることがあったと話してくれた事がありましたが、
タブーを犯すこと、超えることへの抵抗というのは
破壊的なまでに強い力があるのが腑に落ちました。
だからといって、いくら抵抗を感じても
わたしは、わたしが楽しい、心地よい状態を手放すことにはならない、と言うのもしっかりと感じています。
タブーを超えた、その先にある自由が好きです。
タブーに挑んで、それがどんな味なのか自分で味見してみた人たちの
瞳の輝き、生き生きと脈動する身体の表情が好きです。
コンティニュアムを相棒に歩く旅は、やっぱりとても刺激的で、発見に満ちていて、大好きです。たまらなく。
☆次回のアヴェマリアを歌う集いは6月の第3週末を予定しています。告知をお待ちください。
☆次回のコンティニュアムワークショップは4月22日になります。予約開始は4月にはいりましてから、メールマガジンで先行受付いたします。