ブルグミュラー25の練習曲 ~第22番 舟歌~
(変イ長調 シ♭・ミ♭・ラ♭・レ♭)
舟歌(バルカローレ)はゴンドラの舟歌から器楽曲や声楽曲に使われるようになりました。
8分の6拍子のゆったりした感じの曲です。
同じタイトル(舟歌)で有名な曲に、オッフェンバッハ作曲オペラ「ホフマン物語」の中の舟歌が有名で、ピアノ曲ではやはりショパンの舟歌ですね
波や舟の揺れる感じを表現し、やわらかい雰囲気で演奏しましょう。
大人になってこの曲を演奏すると、全体の音がシンプルなため、逆に表現が難しく感じました。
たくさん音がある方が、表現しやすいというのは、新鮮な発見でした
ブルグミュラーも後半で、♭が4つもつきます。
♭が得意になっていたら、とても弾きやすく、♯の方が得意になっていたら、ちょっと頑張りましょう。
全体に速さはアンダンティーノですが、アンダンテ(歩く速さ)よりもやや早く、あたかもアレグレットのように、という指示があります。
22番は舟歌、舟で出かけて
23番は家路 お家へ帰る
作品なんですね。
ブルグミュラーは曲順にもこだわったのでしょうか?
生活に密着したタイトルの多い、この25の練習曲。
あと3曲です