励ましと罵り | 徒然草~思い付いたことの掃き溜め~
最近


いっこ前のボスの話を


上司とよくします


すごく仕事のできる人で


ストイックな方だったんですけど


私はてっきり嫌われてると思っていた人なんですけどね


なんか


かなり褒めてもらっているみたいで


冗談半分でも


リクルートして頂けるとか


ありがたい限りです


でもやっぱり


私は怖かったし


嫌われてると思ってました


そこでなんですけどね


人にものを伝えるって


とても難しいものです


って改めて思いました


結局


「真意」


なんて言うのは伝わりません


だって人って


何を考えるにも思うにも


昔見たこと聞いたこと


いわゆる「経験」をもとに考えますからね


人それぞれ


たとえ同じ時間量を過ごしてきても


やってきたこと


思ってきたこと


目指したこと


好きなこと


嫌いなこと


そういうありとあらゆるものは違ってます


当たり前ですけど


だから


人の考えって違って然るべきですし


思ったままを伝えるのは無理なんですよ


他人の思ったこと


言ったこと


やったことに


感動はしても


全くの同じ経験はできません


同じ料理を食べて


お互いに美味しいねって


言い合ったとしても


相手の美味しいと


自分の美味しいは


全く一緒なんてことはないでしょう


そういうことです


人になにか伝えるのは難しいんです


そこで


少なくとも気持ちを


思いを伝えるのは


ある程度はできるんですよね


ああこの人は心配してくれてるんだ


励ましてくれてるんだ


嫌いなんだ


って


そんな断片的な心情は伝わりますよね


そのためには相手のことをお互いに


ある程度は知らなければなりません


だから私は


前のボスに嫌われてると思ってたんですよね