もうそろそろ「またその話！？」と思われるかもしれませんが…。
昨日はオダラン（お寺の創立記念日）でした。
単に、お寺に行ってみんなでお祈りするだけではなかったので
それをシェアさせてください。
まずは、夫が
「いい写真撮ってあげるわ」
と言って撮ってくれた写真。
ちょ！ｗ
せっかく実物比5,000％増でうまくうつしてくれてんのに
何持ってんのよ！ｗ
これ、ほんとはキラキラな入れ物に入った
バンタン（お供え）を持ってるんですが
義母に
「ビニール袋に入れて持ち歩きなさい」
と言われているいいつけを守って
ゴミ袋にくるんだままなのです。
そのため、
「すました顔でゴミを大事そうに持ってるオバハン」
になってしまって残念なことに（笑）
ちなみに、全身（サンダルも含め）義母にもらったもの。
私のお祈りスタイルは、義母のセンスでできております。
さてさて。
まず、昨日は15時にお寺へと集合。
そこで、神様をおみこしのようなもので担いで
海へと運んでいきます。
（夫は「神様を海へ遊びに連れて行く」と申しております）
こういうのが２つありました。
お供え物を頭に載せた女性が後を続きます。
これらのお供え物は、自前のじゃなく、
神様用です。
写真は撮ってないですが、
この後にはガムラン隊が演奏しながら
ついていきます。
私は最後尾を歩きました。
見るとこんな感じ。
（これは帰り道で撮ったものです）
お寺は坂道の上にあり、
そこから海へと列をなして歩くのです。
当然、車が走る大通りもこの状態。
バリ島を車で走っていると
「なんなの？この渋滞は！？」
と思って正体を見たら、
何かわからない行列のせいだった、ということが
よくあるかと思います。
まさにそれ。
車が待ってようが、バイクがエンジンふかしてようが
しゃなりしゃなりと、のんびり歩いていきます。
海岸に着きました。
お供え物は、波打ち際の結構ギリギリのところに置きます。
テトラポットみたいに波除で置かれている
岩を降りて行かないといけない場所。
これって女性がやることなんですけど、
私は、お供え物を持った状態で
岩を降りられそうにもなかったので
夫に頼みました。
ちなみにお供えの中身はこんな。
フルーツ、乾いたお菓子（おせんべい的なやつ）、
濡れたお菓子（和菓子っぽいやつ）を入れ、
一番上にお花で作ったお供えものを載せます。
フルーツにお線香さすとか！（驚）って
お思いかもしれませんが、
こちらではごく普通です。
お花のお供えの花の下にお金を置いて、
お供え場所に置くのです。
お祈りが終わったら、お線香とお花のお供えを
その場に置いて、それ以外を持ち帰ります。
みんなでお祈りし終わったら、
神様用のお供えを海に流します。
（バリ島の海がゴミだらけな要因の一つだと
個人的には思っています）
この写真は、生きたアヒルを入れたお供えを
海に流してすぐ、
その場で遊んでいた子どもたちが捕まえに来たところ。
お供えは、お供えした瞬間、役目を果たし終わるので
そういうことをしても大丈夫なのです。
これで海でのお祈りは終了。
また、歩いてお寺まで帰ります。
その後、全部で3か所だったかな？
ちょっと忘れちゃったんですが、
また違うお寺をまわって
それぞれ家族単位でお祈りします。
そして最後にまた、
最初に集合したお寺にみんなで集まり
もう一度お祈り。
最後のお祈りが終わったのは21時30分でした。
ちなみに、家族の中で、
最初から最後まで参加したのは、私と夫の二人だけ。
普段、バイクでの移動ばかりのバリ人にとっては
結構しんどい距離なのか、
毎年、義両親は参加しません。
日本にいたころは、歩くのが大好きで
ぶらぶらいくらでも歩けていた私。
ペラペラの歩きにくいサンダルだったせいもあるのでしょうが
最後のお祈りの時間の最中に
両足がつるというアクシデントに見舞われました。
私も今はほとんど歩くことがないからですねー。
今日も、まだ足がだるいです。
そんなバリ島の神様とガッツリ過ごした一日でした。
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