新居移住に伴うお祈りの儀式(ウパチャラ)について、
ここ数日書き続けてきました。
もう書いてる私も、
いい加減飽きてきていますが(笑)
備忘録として書いておきたいと思います。
1月30日 バリ島でお引越し★4箇所の神様にご挨拶
1月31日 お祈りしたら、大惨事(笑)
と2日続けてお祈りがありました。
夫から31日でお祈りは終わりだと聞いていたのに。
なんと、昨日2月3日に、また続きがあったのです!
真昼間のサンサンと太陽の光が降り注ぐ中(要するに暑い!)
「サンガ」と呼ばれる屋外にある家のお寺にて
お祈りがありました。
準備なんかも入れて1時間以上はかかったかなぁ。
ようやく、ようやく、これで最後です。
はぁー、長かった!
連日のこのウパチャラの代金
トータルで約17万円でした。
儀式の詳細を知らない時に、
事前に夫からその値段を聞いた時
「なにそれ、たっか!」
とぶっちゃけ思ったんです。
最初、お坊さんが吹っかけてきてるのかと思いましたもん(笑)
実際終わってみると、
これだけ日数や時間がかかり、
お供え物もものすごい量が必要だったので、
ある程度のお値段になるのは仕方がないなーと思いました。
周りがぐるりとお菓子で囲まれているもの。
1回分のお供え。
これを自分たちで用意できるかって言ったら
絶対に無理ですもんねー。
買えば済むものならともかく、
バナナの葉でいちいち手作りしないといけないものも
たくさんありますから。
人手と時間がものすごくかかります。
私が住むエリアでは、ごく普通のおうちだと
月収3万円あればいい方だそうです。
それを考えると、17万円という金額の大きさが
どれくらいかおわかりでしょうか?
年収の約半分って、結構なお値段ですよね?
うちだけがこの値段だったわけではなくて、
どこのお家も家を建てるともなると、
借金をしてでもウパチャラをするのは
当たり前のことだそう。
神様とともに生きるバリ島ならでは、ですな。
私個人としては、借金してまで儀式をすることを
神様は望んでるのかなぁなんて
ちょっと疑問に思ったりもするのですが。
ともかく、バリ・ヒンドゥー教徒でいるためには
お金がものすごくかかるなぁと思ったのでした…。