よく見かけますよね〜。
チャナンというお供えものです。
地域や家庭によって違うのかな？
うちは、普段は「チャナン サリ」という
お花っぽい形のバナナの葉で作った入れ物に
お花などを入れたものを使いますが、
四角い箱のような形のものも
よく見かけますよね。
これ、基本的に、女性が手作りしています。
我が家も2日おきに30個ずつ作っています。
市場で買うこともできます。
姑2号が一緒に住むまでは
私も買ってたんですが、
8個入りで2,000ルピア（約18円）でした。
お供え、というからには、
神棚とかにあるのをイメージしちゃいますが
人が行き交う道端とかに置かれてたりして
うっかり踏みそうになってドキッとしますよね。
私も「バチが当たるんじゃないか」と
必死で気を付けてました。
それね、踏んじゃっても大丈夫です！
チャナンを置いて、お祈りし終わったら
その辺に落ちてる葉っぱとかと同じ扱いです。
次に掃き掃除するときなんかに、
普通でほうきで掃いて捨てますから。
チャナンの中には、
お菓子やご飯が入ってたりもするので
うちの犬は、すぐに食べに来たりするんですが、
お祈りが終わっていれば、食べても怒られません。
このお供えに入れる用のキャンディも
売られてるんですよ。
「プルメン バンタン」というもの。
プルメン＝キャンディ
バンタン＝お供え
ってことです。
食べたことはないんですが、
姑2号いわく「食べてもおいしくない」とのこと。
こちらは1袋に何個入ってるのかわかりませんが、
30〜40個くらい入ってるのかな？
それで1,000ルピア（約9円）。
右側はバナナ風味のクラッカーです。
これもお供え用に、姑2号が用意してるもの。
1円玉くらいの大きさのリッツみたいなやつ。
これは食べてみたんですが、
まあ、わざわざ買って食べようとは思わないけど、
食べられることは食べられます。
一袋28.8グラム入って
こちらも1,000ルピア（約9円）だそうです。
しかし、神様にお供えするものが
「おいしくない」とは！
まあ、毎日のことだし、そのまま捨てちゃうから
味より値段重視なんでしょうか。
毎日、朝晩熱心にお祈りする信仰心と、
おいしくないものをお供えすることが
私にとっては同じカテゴリーに入ってなくて
なんだか面白く感じます。