今日は新月ですね。
子どもは、お供えとお線香を持って
お祈り用の服装で幼稚園に登園していきました。
なぜか今日は帰りに冷たいヤクルトが配られたそう。
日本の幼稚園みたいに企業のプロモーションがあるんですね。
姑2号と同居するまで知らなかったのですが、
毎日やっているお供えに加えて
新月と満月には、もう1種類追加して
お供えをします。
作り方はこんな。
1.バナナの葉で作った入れ物を用意します。
山から採ってきた葉っぱを使って
自分たちで作りますよ。
2.バワンゴレン（赤玉ねぎ）のスライスを1枚、
しょうがのスライスを1枚、
お塩を少し入れます。
3.炊いたご飯を色付けします。
赤色、黄色、黒、3色混ぜたものの4種類。
ほんとは、自然のものを使って色付けするんですけど、
やるたびに姑2号が
「全然色がつかない
」
」とイライラするのを見るの嫌で（私が）
スーパーで食品用の色付けする液体を
買ってきました。
右にある、エッセンシャルオイルっぽいのが
それ。
30ml入りで30円くらいです。
やたらスーパーやコンビニに
この手の商品があって
「バリの人は食べ物にわざわざ色をつけるのが
好きなんだなあ」
と思ってたんですよね〜。
黄色一つとっても
いろんな色のバージョンがあるんですよー。
4.先ほど色付けしたご飯と、白いままのものの
5種類をのせます。
はい、こんな感じです。
5.この上に、「ポロサン」という
これまたバナナの葉で作ったものと
花びらをのせて完成です。
普段よく見かけるものは、
バナナの葉っぱの入れ物に
花びらとお菓子とかキャンディなどが
入ったもの(上側に置いてる方)だと思いますが、
この「ナシワルヌ」と呼ばれるチャナンは
バリカレンダーが新月と満月の時や、
その他特定の日に作られます
（よく知らんからごまかしたw）。
もし見かけたら、
「お、今日は特別な日なんだな」と
密かに思ってみてくださいね〜。
私も、姑2号がこれを作り始めると
なんか今日は特別な日らしいなと
バリカレンダーを見ることにしてるんですよね。