こんな手帳が1人に1冊あります。
これはBUKU TABUNGAN（通帳）で、
お金を積み立てていくものなんです。
大きな行事など必要な時に、
この積み立てたお金を使うんだそうです。
ちなみに利息はつくのかつかないのかは不明。
中身はこんな感じ。
お金を持っていくと、先生が手書きで
書き込んでくれます。
聞けば、だいたいみんな、いくらかの金額を
毎日持っていっているそう。
一回で持っていく金額は
10,000ルピア（約90円）程度。
毎日持ってったとしても、
せいぜい200,000ルピア（約1,800円）。
それなら…と、
一度にまとめて持って行かせようとしたら
夫に止められました。
先生も毎日細かく書き込む手間も省けるし、
いいと思ったんだけどなー。
毎日、少額を用意するのも
意外と大変なんですよね〜。
日本は災害の多い国だからか、
「備える」というのは当たり前ですよね。
でも、夫いわく、村の人たちは
貯金する、という習慣があまりないので、
こういう制度を取っているそうです。
これ以外にも、
幼稚園の売店で買い物できるように
お小遣いももたせています。
8時〜10時までたった2時間しかいない上に、
朝ごはんを食べたばかり。
そんな朝っぱらからおやつの必要もないので
私が渡すのは2,000ルピア（約18円）のみ。
お茶も水筒に入れてもたせてますしね。
でも、義両親はとても不満そう。
「せめて5,000ルピア（約45円）は渡さないと」
って言われるんですが、
大抵のことは従順な私も、これだけは無視（笑）
「他の子のお菓子をちょうだいって言ったらダメよ」
とか言ってますが…言いませんって！
2,000ルピアでも、うちの子、毎日
4袋も何か買って持って帰ってきています。
ま、買うのが楽しいんでしょうね〜。
そんな、バリ島のローカル幼稚園の
お金事情でした。