我慢しないとやさしくなれる? | *冷えとりバリ島ハッピーライフ*

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2度の流産をきっかけに始めた冷えとり生活も早8年、心と体を温めるっていいよ!って伝えたくて始めたブログです。
2016年に家族でバリ島シガラジャに引っ越しました。
自宅でココロをあたためるヒーリングサロンやってます♡

私は、子どもが食事の前に
お菓子を食べたがったとしても
「もう少しでご飯の時間だから我慢しなさい」
と言って聞かせて与えていませんでした。

ご飯が食べられなくなる、
というのが一番の理由ですが、
「我慢する」ということを学ぶのも必要かな、と
思っていたからです。
なんか、我慢できないとワガママになりそうで。

でも、少なくとも私の知ってるバリ人は
「そうかそうか」
と、言われるがままに与えます。
「今、欲しいんだから仕方がない」と。


昨日から行き始めた幼稚園では、
遊具がある園庭に
年配の女性が切り盛りする売店があり、
園児が好きな時に買い食いします。
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この売店、常に誰か座って何かを食べていました。

飲み物やスナックだけでなく、
アイスやナシゴレン(焼き飯)、
ミーゴレン(焼きそば)まであります。

幼稚園って、7時から10時の間だけですよ?
まあ喉くらいは乾くでしょうけど、
わざわざ今アイスって食べる必要ある!?
とか、
ほんの1時間前に来たばかりで、
ナシゴレン食べるほどお腹減る!?
とか、
いろいろびっくりしました。


でもね。
「自分を満たすことが大切」って
よく言われてるじゃないですか。

こちらでは、朝のうちに
まとめて1日分の食事を用意し、
お腹が空いたタイミングで
各自食事をするのが一般的。

「食べたい時に食べる」なんて、
まさに「自分を満たす」こと。
ここバリの人にとってはごく当たり前に
行われてることなのですね〜。

だから、たとえ幼稚園の時間内でも
食べたくなったらすぐ食べられるよう
売店が併設されてるんでしょうね。


以前、タクシーの運転手さんが
急に停まったかと思ったら、
「ちょっと待ってて」
と、食堂で食事しだして
びっくりしたことがありました。
乗ってる私たちは、運転手さんの食事待ち(笑)。

もちろん、私たちにも食べるかどうか聞いてくれましたが
みんな欲しくありませんでした。
乗客を待たせて運転手さんが食事をするって
私にとってはカルチャーショック。
ですが、同乗してるバリ人は
「お腹が空いたんならしゃーない」
と笑ってました。

その時はかなり遠方から送ってもらってたので
ちゃんと途中で食事休憩の時間を取ってたんです。
私からすると、
その時にしっかり食べとけよって話です。
現に乗客はお腹空いてなかったんですから。

目的地の我が家まであと15分ほどだったので、
ええオッサンが15分くらい我慢できるやろ、と
私なんかはムッとしたんですけどね(笑)

こうして人間の3大欲求のうちの一つを
確実に満たしてあげてるから、
バリの人は自分にも人にも寛容でいられるのかな〜
なんて思ったりして。

なんだか、まとまりのない文章になりましたが、
自己肯定感が高く、
人にも自分にも優しい
(時には「甘い」とも感じる場合も(笑))
ニコニコ穏やかなバリ人に囲まれて過ごしていると、
「我慢」って重要じゃないのかな?
「ワガママ」って悪いこと?
なんて考えてしまう今日この頃なのです。