睡眠障害を知って下さい | 発達障害と睡眠障害、あとなんかありますか?

発達障害と睡眠障害、あとなんかありますか?

ADHDを持っている息子がコロナ自粛の影響で概日リズム障害のnon24を発症しました
そもそもの原因は極度の鉄不足…
食生活の改善、自律した生活を目指しています

こんにちは

asagaoです

 

 

 

 

 

ADHDとLDを持つ中学3年生のao君

現在、非24時間睡眠覚醒症候群=non24

を発症していると思われます

 

 

 

 

 

ao君の睡眠障害を

自分なりに整理するため

数回に分けて睡眠について

記事にしていきたいと思います

 

あまり知られていない

睡眠障害の事をもっと

たくさんの皆さんに知って欲しいです

m(_ _)m

 

 

 

 

 

睡眠障害と聞くと

普通まず思い浮かぶのが

「不眠症」

ではないでしょうか?

 

私も知り合いに

「息子が睡眠障害で」と話すと

眠れていないのかと思われます

 

ですが

 

睡眠障害は不眠症だけではありません

 

 

 

 

 

 

厚生労働省のサイト

みんなのメンタルヘルス

 

 

より抜粋

 

 

 

 

 

睡眠障害とは、

睡眠に何らかの問題がある状態をいいます

 

睡眠障害には不眠だけでなく、

昼間眠くてしかたない

という状態や、

睡眠中に起きてくる病的な運動や行動、

睡眠のリズムが乱れて戻せない状態など、多くの病気が含まれます

 

日本では、一般成人のうち

約21%が不眠に悩んでおり、

約15%が日中の眠気を自覚しているとの調査結果があります

 

 

 

 

 

 

 

そうは言っても成人、

社会人になれば

自己管理が出来ていないだけ

とか

みんな努力してるんだ

とか

 

日中眠かったり、居眠りしていると

怠けている!!

と思いませんか?

 

そういう私もずっとそう思っていました

 

 

 

 

でも世の中には

自分の意志で睡眠をコントロール出来ない

早寝をしようと思っても

できないし

ゆっくり寝ようと思っても

眠れない

そういう人達がいるのです

 

 

 

 

 

 

睡眠障害とは何か?

を知ることで

 

朝起きれないのは

自分の意志が弱くて怠けていると自分を責めなくても

良くなったり

社会的な時間に無理に合わせて慢性疲労症候群やうつ病等の2次障害を防ぐ事が出来るかもしれません

 

 

 

自分の家族や友達等で日中寝ている人は

もしかしたら睡眠障害かも?

と気付けたり

その事で余計なケンカや

すれ違いやトラブルを防げるかもしれません

 

 

何か対策を取ることが出来るかもしれません

 

 

 

 

睡眠に問題がない

ほとんどの人にとっては

どうでもいい事ですが

睡眠はとても奥が深いです

 

眠れない人も

眠りすぎる人も

普通に眠れている人も

 

もし良かったら読んでくださいね

 

 

 

 

 

睡眠障害のサインや症状は

大きく分けて、

 

1)不眠、

2)日中の過剰な眠気、

3)睡眠中に起こる異常行動や異常知覚・異常運動、

4)睡眠・覚醒リズムの問題、

 

の4つにまとめられます

 

 

 

 

 

自覚できる症状とアクション

 

 

  • 不眠(寝つきの悪さ、途中で起きてしまい再入眠できない、朝早く起きてしまう、熟睡できない)→ 精神疾患や身体疾患、服用薬、下記の睡眠障害をチェックそのうえで不眠症かどうか判断
  • 過眠(日中眠くてしかたない、居眠りをして注意をされる)
    → 睡眠不足や睡眠の質が低下する病気がないか、チェック
      もし、夜十分眠っているのに日中眠い場合は、過眠症を調べる
  • 就寝時の異常感覚(脚がむずむずしたり火照ったり、脚をじっとさせていられないためによく眠れない、夕方以降に悪化)
    → むずむず脚症候群を調べる
  • 睡眠・覚醒リズムの問題(適切な時刻に入眠できず、希望する時刻に起床することができない)
    → 睡眠日誌で睡眠・覚醒リズムをチェック
    概日リズム睡眠障害を調べる

 

 

 

私がao君の睡眠が

おかしいと思ったときの症状は不眠と過眠でした

 

夜は眠らずに朝まで起きていてそのまま学校へ行ったり

 

そうかと思うと

日中の登下校に電車で

終点を往復してしまうほど寝てしまったり、授業中に爆睡してしまったり

 

 

 

 

不眠に関しては

本人の生活態度が悪いと思っていましたが

 

 

 

 

過眠に対しては

いくら夜中に起きていて睡眠不足で昼間に寝落ちしても

昼寝では熟睡出来ないし

どうしても眠いなら次の夜は寝ているだろう

それなのに日中に毎回そんなに強い眠気が来るのはどう考えてもおかしいと思いました

 (寝落ちのエピソードが同じ時期に続いてありました)

 

 

 

 

なので過眠症を調べました

 

ナルコレプシーなのか

反復性過眠症なのか

特発性過眠症なのか・・・?

 

 

 

でも調べてみても

過眠以外のこれら疾患の症状には

どうも当てはまらないような気がしました

 

 

 

 

 

ナルコレプシーは

 

過眠の他に特徴的な症状の

情動性脱力発作

(笑ったり喜んだ時に

体の力が抜け支持することが出来なくなる)や

悪夢や金縛り、入眠時幻覚が

ao君にはありませんでした

 

 

 

 

反復性過眠症

 

過眠期では

1日のうち16~20時間もの長時間眠ることがある(失禁はない)
通常よりは食べ過ぎる傾向がある(3分の1の症例では食事量が少なくなる)
食事の嗜好が変化し、普段は食べない物にも手を出す
発語は緩慢で別人のようなふるまいをする
周囲に対する関心が失われる
「夢の中にいるよう」と非現実感を訴える
衝動的な行動が観察される 

 

https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/recurrent_hypersomnia/ より

 

ao君の過眠はそこまでではなく

過食も嗜好の変化も非現実感も

ありませんでした

 

 

 

 

特発性過眠症

 

全ての睡眠障害を1つ1つ潰して除外しても

原因不明の過眠がある場合の診断名で

睡眠の専門医はこの病名は付けるのが難しいとおっしゃっていました

 

↑もしかしたら強いていえばこれ?

とも思いました

そんなに特定不能な睡眠障害だとしたら

困ったなと思っていました

 

 

 

 

 

 

 

睡眠日記をつける前までは

このわけの分からない

       ↓

昼間には寝すぎてしまうことがあって

夜中には眠れないことがある

 

という

この症状が何なのか?

全く分かりませんでした

 

 

 

 

 

 

 

概日リズム睡眠障害も説明に

 

希望する時刻に起床することが出来ない

 

とありますが

実はao君は起きれていたのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この青丸の中の矢印ですが

2時間くらいしか寝ていないのに起きれていますよね?

 

なので睡眠日記をつけ始めても

初めは分からなかったのです

 

実はこの時期の少し前に

学校へ行けていないことをao君は親の私に告白し

どうしたら学校へ行けるのか自分で考え

 

無理やりに起きて電車に乗ってしまえば学校へ行かざるをえなくなる

 

いう追い込み方を

自分にしていた時期でした

 

 

本当はこの時期の起床は

ものすごく辛いことで

学校へ行くという強い意志の力でなんとか起床していたのだと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

睡眠障害を疑う前は

本人の生活態度が悪い

夜は眠くなるはずなのに

それに抗ってまで

パソコンやスマホで

動画を見たり、ゲームをしているから眠れないのだ

本人の意志で夜中起きている

と思っていました

 

 

 

ですがそれは逆で

 

 

眠れないから夜中に起きているしかなく

夜中に起きているから動画を見るしかなかった

 

というのが正解でした

 

 

 

 

私の物事を見る視点が

マルっと180度逆だったのですね

 

 

 

 

 

でも

それが分かるのはもう少し後です
 
 
 
 
明け方の2時間くらいしか寝ていないのに
学校から帰って来て布団に入っても
夜中より前に
まだ睡眠時間が足りない状態で目を覚まし 
その後眠れていない事が
おかしいとは思いましたが
 
何故起きてしまうのか?
しばらくは謎でした
 
それは次のブログに書きたいと思います
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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