バーンノークの夏服展
大好評のうちに
無事に終了しました
近くから遠くから、
応援くださった皆々様。
ご来場くださった皆々様。
メッセージを届けてくださった皆々様。
をたくさんありがとうございました。
感謝でいっぱいです。
そんな今日は、
バーンノークの服作りのお話しです。
バーンノークは、
長野県在住の児玉恵子さんが立ち上げた
個人のブランドです。
インドやタイで
手作業で作る布を探して選んで
お洋服を作っています。
そんな手作りのお洋服たちだから、
たくさんのストーリーが詰まっています。
こちらは、手織りの村。
糸を紡いで機織り機で織り上げる光景です。
なんと贅沢なモノづくりでしょうか。
綿を糸に紡ぐところからとは。
手織りの生地は
見た目でそうとわかります。
布の表面を見ると
ごく微かにで普通はわからないぐらいですが、
よくよく見ると
表面が平坦じゃないんですね。
つるっとしていない、というか
わずかにわからないぐらいですが、
布の表面に凹凸があるのです。
わたしはそれを
『布の表情』と呼んでいます。
無表情もありですし、
それはそれでいいのですが、
表情があって個性が見えてくる布に
気持ちが和むように感じます。
今回皆さまに手にしていただいたお洋服の一部は
こうして糸を紡ぎ、
布に織り上げて作られたもの。
手織り布はどこかしなやかさがあるように思います。
袖を通す度にそう感じますし、
洗ってまた着ていくほどに肌に馴染むようになって行きます。
今回のこの新作のパンツは
手織りの生地です。
個性があって楽しい一点になっています。
着こなしは難しいように見えますが、
トップスは無地を合わせるだけで
おしゃれな雰囲気が出るので
実はカンタンにオシャレが叶う魔法のパンツです。
絣っぽいのでアジアンテイストに着るのも良いけど、キレイめなブラウスと合わせてみても素敵です。
ワンピースの下に着ても
誰かの手で綿を紡いで糸を作ってもらい、
誰かの手で糸を染めてもらい、
誰かの手で布に織り上げてもらう。
綿花の栽培から数えたら、
もっと多くの人が関わってくれていて、
わたし達が袖を通すお洋服一枚に、
何人もの人の手がかかっているのです。
着ることを通して、
世界のどこかの誰かの笑顔が生まれる
買い物は投票だと言いますが、
あなたのお買い物は、
遠くの小さな村の人たちの仕事への一票です
バーンノークさんと共に今回もお届けできて嬉しいです。
お洋服との出会いを楽しんでいただけましたら、何よりの喜びです。
次回、
冬の天然素材のお洋服
12月に開催の予定です。
どうぞご期待ください。
では、
今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ