発売された時に読んでみたいな、と思ってたんだった、と
借りてきた一冊。
唐沢寿明さんの『ふたり』
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内容(「BOOK」データベースより)
役者になりたい。
ただその一点で、かろうじて社会と結びついた青年は、
様々な障害にあうたびに何を選択してきたのか。
家族との訣別、宿なしの青春期、そして山口智子との出会いから結婚まで、
知られざるエピソードを交えて描くストレートな人生哲学。
高等学校の副読本にも採用され、
希にみる成長物語と絶賛されたミリオンセラーエッセイ、ついに文庫化。
📕📘📕📘📕📘
唐沢寿明さんと言えば、
シリアスからコミカルまで
幅広い演技を見せてくださる役者さんですが
個人的な生い立ちなどの背景は全然知りませんでした。
役者になりたい。
ただその強い気持ちだけで、こんな人生を歩んでこられただなんて
全然知らなかったので、ちょっとびっくりでした!
が、ここまで『やりたい』と思えることに
若い時から出会えてるのって、ある意味羨ましいですよね。
大好きな山口智子さんとのエピソードも書かれていて
元々好きだったお二人が、ますます好きになった一冊でした✨
それにひきかえ、私自身は、と言えば
流されるまま、レールを引かれたまま
走り続けて、気がつけばみんなを管理する側になり
毎日バタバタで、これがやりたかったことなのかも分からなくて。
比較するものではないとは思いますが
これからの人生、これでいいの? とも
思ってしまいました・・・
期末と組織変更とで、バタバタし過ぎてるので
仕事に対してかなりネガティヴだから
余計そう思ってしまうのかもしれませんね。