通勤途中で読み始めたものの、先が気になりすぎて
金曜、土曜と、息子が寝た後に一気読みしました。
![]() | 夜明けの街で 1,728円 Amazon |
内容(「BOOK」データベースより)
不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。
ところが僕はその台詞を自分に対して発しなければならなくなる―。
建設会社に勤める渡部は、派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に墜ちた。
2人の仲は急速に深まり、渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。
15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、
秋葉はその容疑者とされているのだ。
彼女は真犯人なのか?
渡部の心は揺れ動く。
まもなく事件は時効を迎えようとしていた…。
📕📕📕📕📕
さすが東野圭吾さん。
一番最初の文章から、ぐいぐいと本の世界に
引き込まれていきました。
ストーリーの面白さももちろんなのですが
出てくる登場人物、一人一人が
あーーこういう人いるよね、、と思えるような
人間味のある、というか、生身の人間の感じが溢れていて
これも東野圭吾さんの作品の魅力の1つなんでしょうね。
不倫や浮気って、自分の身の回りでは
全く聞かない単語ですが、巷では、意外に普通なのかな?
最後の、新谷さんの小話も面白かったです。
知らなかったのですが、映画化されてるんですね。
不倫に溺れる渡部が岸谷五郎さんとか、
したたかな奥さんが木村多江さんとか、
かなり納得の配役です。
映画も見てみたいけど、今の生活の中で
テレビや映画は、一番縁遠いので
しばらくはお預けかな。