川上未映子さんの『人生が用意するもの』を読みました。
- 人生が用意するもの/新潮社
- ¥1,404
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エッセイ集です。
実は、川上未映子さんの小説って
読んだことがなくて、読んでみたいなぁと思っていたのですが
図書館で、このかわいい表紙に魅かれて
思わず手に取ってしまいました。
日常の生活の中の、楽しいこと、腹が立つこと
震災のことや、川上さんの妊娠中のことなど
とても身近なテーマについて
独特の文章で描かれた作品です。
正直、好き・嫌いが分かれる文章だと思います。
「分かれるんである」
「であるのだった」
などの言い回しが、気になる人もいるかも。
が、この表現が川上さんの個性なんだと思いますし
私は、割と好きな文章で
テンポよく、面白く読めました。
エッセイって、
自分自身が見たり感じたりしたことに対して
作者の方も、同じようなことを書かれていたり
思いもよらないような考えが書かれていたりして
読んでて面白いですね。
エッセイ、久しぶりだったのですが
とても楽しかったです

エッセイと小説は、また違うと思うので
今度は、川上さんの小説を読んでみたいと思います。
もし、お勧めの本があれば、是非教えて下さい
