重症熱性血小板減少症:SFTS感染症について、最近勉強しています
SFTSは、マダニを介して野生動物に感染するウイルスで、ヒトへの感染も起こります🦠
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html
昔、愛玩動物飼養管理士の資格をとるためにスクーリングを受けた時の講師の先生が「弱った瀕死の野良猫がいたら、SFTSを疑いましょう、素手て安易に触れないように」と仰っていました。
その時は「いや、目の前に瀕死の猫がいたら当然放っておけないでしょう!抱えて病院に連れていかないと、猫保護活動するなら!」と思っていました
しかし…
勉強してわかってきたことがあります。
・野生動物だけでなく、外で暮らす猫が感染する可能性もある
・1度でも外に出た猫には危険があると思った方がいい
・猫からヒトにも移る
・上記のことから、ダニに噛まれたことのないヒトにも移る
そしてSFTSは
・高齢者に感染し発症すると、致死率が高い
・昨日まで小康状態でも状態が急変して死に至ることがある
・若年層の感染率は分からない(酷くならずいつの間にか治ることもあるからデータがない)
これからの季節は特に、保護する外猫には必ずと言っていいほどノミが付いているし、ダニが付いていることもあります
我々、外猫に接触する機会が多い人間が感染しないように、安全を確保して振る舞わないと
ひいては
外猫のためにならない結果を生むと思うのです
人間中心の社会生活
人間の健康あっての
保護猫活動です
ヒトと猫が永久に
共生できるよう
努めようと思います