先日、新古品半額になっていたので、こんなものを購入しました。
ラピッドファイアドラグノブ(#1000)
ドラグノブD-1互換で、新品でも4,500円くらいです。
他のマシンカットノブは値段倍近くするのに・・・
ラピッドファイヤドラグというのも聞きなれないので、ちょっと調べてみました。
まぁ、知らないのにコレ買ったわけです ←
どうやら、通常のドラグがノッチ毎に1・2・3・・・とドラグを強くしていくのに対して、
ラピッドファイヤドラグはノッチ毎に1・3・5・・・と1ノッチあたりの設定が強く設定されているそうですね。
*数字はテキトーです
通常のドラグノブで1回転ドラグを締めるところを、
このノブは半回転で同じだけのドラグ設定に出来るようです。
使いどころとしては、通常締めた状態で使用して、パワーを要するフッキング後、
ラインの強さに合わせてドラグをリリースする、みたいなレビューがありました。
セフィアには標準で搭載されているようなので、
エギングなんかで使われるようですが、ボクはエギングしないので良くは分かりません。
バスでも使う方がいるそうですが、
フッキングパワーが必要なら、スプール押さえてしまえば・・・ ねぇ。
ボクの釣りでは全く使用しないこのドラグ。
10ステラの色違いのノブ。
とりあえずバラすか。 ←
パーツ構成はこんな感じ。
分解図ありませんので、自信のない方は分解しないように。
ほうほう。
で? ←
高級機を除いた通常のノブはプラスチック製なので、ノブ本体の価格は違ってくると思いますが、
夢屋の10ステラ用ノブと他のノブとの価格差って一体・・・
穴あけがあるのでその工賃だとは思いますが、価格が倍近くになるほどとは・・・
釣具メーカーさんの価格設定って一体どうなってるんでしょうかねぇ・・・
本題に戻すと、
通常のドラグとラピッドファイヤドラグはパーツ的に何が違うのか。
それはここ。
組み込まれているバネですね。
左がラピッドファイヤで、右が通常。
ノギスが手元にないので太さを測れませんが、
バネの太さ、つまりはバネレートが異なります。
太いバネの方が反発力が強いので、同じ力で締め込んでも、
潰れる割合が小さいので、その分スプールを押さえつける力が強くなるわけですねっ☆
現物がないので憶測になりますが、
エリアドラグは通常のドラグノブのバネよりもさらに細いバネが入っているってことになりますかねっ
ドラグのMAXはドラグワッシャー(スプール)の面積に依りますので、
強いバネを入れればドラグが強くなるわけではなく、
素早くドラグを調整出来るようになるだけです。
テキトーに数字を入れていくと、
通常 1・2・3・4・5 ・・・ と設定していくドラグを、
ラピッドファイヤ 1・3・5・7・9 ・・・ と、2・4 ・・・ の設定が出来ないドラグに、
エリアドラグ 1・1.5・2・2.5・3 ・・・ と、0・5 刻みで設定できるドラグに、
それぞれなって行くわけですねっ
ドラグは比例して強くなっていくわけではないので、
説明しやすいように取り繕った、あくまでイメージです。
もっと詳しい事は、シマノのHPにそれっぽい事がグラフで説明されてましたねっ
ボクはエリアトラウトメインですので、
素早い調整よりも、より繊細で綿密なドラグ調整が出来る方がありがたいので、
ある程度はバネレート落としたいですね・・・
市販ではなかなか見つからない上、
バネレート下げ過ぎるとドラグ自体が調整出来なく(中間が効かなく)なってしまうので、
とりあえずは通常のノブのバネと入れ替えて、
ラピッドファイヤドラグを通常ノブに変更して使用して行きますっ
カラーが黒ですので、最近のシマノリールには合うんじゃないですかねっ
とくにヴァンキッシュなんて良いんじゃないですかねっ♪
もう一個くらい買っとこうかなぁ~