ラインローラー。
これも重要なパーツです。
が、エアノスのベールはワンピースベールではない。
ラインローラーにベアリングも入っていない。
なので、どれだけ仕事してくれるかは分かりませんが、
ここもオーバーホールしますよっ☆
ネジ1本で止まっているだけです。
ネジを外して、ベールを引き抜くと、ラインローラーが外れます。
写真は部品を全て取り外したところ。
一度洗浄して、オイルアップします。
ラインローラーの軸になる部分と、ローラーを受けるベールの部分にオイルを1滴ずつ。
反対側もオイルアップ。
ローラー部分もオイルアップして、組み付けます。
最後にネジを締めるわけですが、
一番重要なのはここ。
ここの締め付けトルク次第で、ラインローラーが仕事するかどうかが決まってしまいます。
というと言い過ぎなのですが、締めすぎると全く仕事しなくなります。
ただの丸い部品になってしまいます。
ここが回らないとラインが約90°の角度でグリグリ擦れることになるので、
ラインの寿命が短くなってしまいます。
ここもしっかり部品が組みついた状態で、
ネジの頭がピタっとくっつく程度に締めます。
締めてから、爪の先や楊枝なんかでラインローラーを回してみてください。
回っているのが確認出来ればOK。
ベールがガタガタになってしまっているとちょっと締め付けが弱いかもしれませんので、
そちらもチェックして下さい。
ラインローラーはローターの外側に位置していますので、
使用するオイルは、なるべく粘度の高いものを使って下さい。
粘度の低いオイルを使うと、回転させてるうちに、遠心力でオイルが流れて抜けてしまうので。
ラインローラーはラインが拾ってくる水分が溜まりやすい部分です。
メンテナンスがさほど難しくない部分ですので、
出来れば釣行毎にオイルを差し直す事をお勧めします。
以上、ラインローラー編でしたっ☆