説明 同意書 | 余命3ヶ月・・・そう告げられた家族の苦悩

余命3ヶ月・・・そう告げられた家族の苦悩

娘でいられる時間が残り僅か・・・

親不孝ばかりしてた私が最後に母にしてあげられる事は・・・?

主治医の達筆な字で読みとれない部分がある。

読み取れない部分は『・・・』で書いています。



病名 膵癌 癌性腹膜炎

    急性閉塞性化膿性胆肝炎の疑い 敗血症 DIC


膵癌による癌性腹膜炎、胆管の閉塞については以前からお話しましたが

本日よりふらつき血圧低下、尿量の低下を認めています。

採血によると肝機能障害の悪化、光症反応の上昇

肝機能の悪化を認め、光症に伴う敗血症性ショック

DIC『播種性血管内凝固症候群』 を

・・・している可能性が高いと思われる。


抗生物質の投与を開始しましたが

その効果が現れることが無く・・・しない場合、多臓器不全にて

一週間以内に死亡する場合も考えられる。


ただし現状でも状態が悪いため追加の処置を行っても

処置中のリスクが高く処置を行えば・・・することは確実とは言えませんが

行わないと・・・悪し死亡する可能性があります。


① 内視鏡的胆道ドレナージ 

② 経皮経胆管道ドレナージ


A 上記の処置を追加で行う 

B ・・・薬剤のみで経過をみる 


母の体力を考えると

処置を行っても処置中に命を落とす可能性もあると言われた。


けど、処置をしなければ間違いなく一週間以内に死亡する。


家族の願いは一日でも長く生きていてほしい・・・

それが母にとって辛くても・・・。


これは残される家族の勝手な想いかもしれないけど

どんな状態でも生きていてほしい願い


ただ一つだけ・・・

もしも呼吸、心臓が止ってしまったら・・・

その緊急処置はしなくてもいいと・・・サインした。


21時頃から手術が開始した。

約40分の処置、手術だと言っていたのに

なかなか母は出てこない・・・


なにか、、、あったのか、、、

もう生きては戻ってこれないのか、、、


お母さん・・・

せめて弟が戻ってくるまではがんばって!!


じゃないと弟は一生悔やむコトになるんだから・・・。

最期は・・・家族で看取りたい


それも家族の願いだから・・・。


約二時間後・・・

主治医が出てきた・・・。