愛知県の知多半島から
三重県の伊勢湾岸は
渡り蟹（がざみ）の産地です。
私の母は無類のカニ好きで
桑名市出身でもあり
「子供の頃は近くの海で上がった
バケツいっぱいの渡り蟹をゲットして
たくさん食べていた」とよく話します。
時々みるスーパーの渡り蟹をみても
「昔はもっと大きい活きた渡り蟹が売っていて
それはそれはとっても美味しかった」
と懐かしく話します。
今がシーズンとのことで
今回は愛知県南知多町にある
マルハ食堂さんに渡り蟹を
母と食べにいきました。
こんな感じで、新鮮なお刺身や
大きなエビフライもついて
しかも海の見えるお部屋で
結構お得なランチでした。
母は、
『あ〜、やっぱり渡り蟹がいちばん。
そのつぎに越前（ずわい）ガニで、
花咲ガニ、毛蟹、たらばガニはその下』
と自分で格付けしてます。
ちなみに、私は逆で、
筋肉質の花咲ガニ、
香りのよい越前ガニ、
そして渡り蟹
の順に好みということで
意見が食い違います。
今日の茹でガニも
『食べ応えがあって食べられることに感謝』
といってましたが、
最近はあわびの不漁とか
水産資源も厳しいようで
〝活きたままの立派な渡り蟹は昔のように
簡単には手に入らない〟と聞き知った母は
『やっぱり、私は活きている渡り蟹を
豪快に鍋にした料理がいいな〜』
とも‥
さみしそうに呟いてました