肝臓がんのオペ with 最新のエコー | 石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

たま〜にTGRラリーチャレンジにエントリーするショボいラリーチーム監督のブログ

土曜日の四日市消化器病センターでは

肝臓がんに対するラジオ波焼灼術(R FA)

が行われております。

エコー機器の進化はすごく

このエコーで造影エコーを行うと、

腫瘍の描出が明瞭になり

こんなにもカラフルな

肝臓がんの画像が映ります。

 



 

今日の症例は

CTの画像でははっきりうつるものの

エコーではなかなか見つけにくい

肝臓がんを治療します。

 

オペの前に、あらかじめ

エコーとC T画像をフュージョン(融合)し、

エコーで見えなくても『CT画像上そこにあるはず』

という仮想病変に向けてラジオ波の針を進めました。

 



今回も、難易度が高いケースになりますが

ちゃんと腫瘍を貫き、治療を完結できました。

 

田中医師が

『治療できない肝臓がんはない』

と時々つぶやくのが浮かぶ

瞬間でした。

 

 

恒例の術後スイーツは

先週、四日市消化器病センターラリー部が

遠征したTGRラリーチャレンジin沖縄

でGETしてきたお土産です。

 

御菓子御殿さんの

『黒糖ショコラとろ〜る』と

『紅いもみるくまん』

どちらもいかにも沖縄らしいお菓子

 

オペを頑張ったスタッフみんなで

ペロリと完食しました。