医療者の原点とはなにか | 石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

たま〜にTGRラリーチャレンジにエントリーするショボいラリーチーム監督のブログ

実は、前から鑑賞したかった映画がありました。

 

『いのちの停車場』

https://teisha-ba.jp

 

なかなか休みがあわず

7/14が最終なので、今日がラストチャンス

 

 

ということで

『イオンシネマ東員』へ

ネタバレになるのでストーリーは話せませんが

 

在宅専門の診療所で

色々な終末期医療に向き合う

医師、看護師、事務員の話

 

吉永小百合さんが医師

広瀬すずさんが看護師

松坂桃李さんが事務員

 

って

こんな美女、美男子スタッフの診療所

この世にあるかい!というツッコミは置いといて

 

このセリフ

『がんが全部治ったら、日本は餓死します』

『患者の命は誰のものですか?』

ぐさっ🔪❤️

 

私ども医療人は

学校で〝病気は憎い〟

という観点で勉強することが多いです。

 

 

その前に『人に向かう』という

ことを忘れてはいないか?

 

もっとも医療人として大事なことを

再認識させてくれる映画じゃないかな?

たくさんの医療関係者にも見てもらいたいですね。

 

消化器内科医としても

積極的な治療が困難になった

肝臓がん、肝硬変の末期の患者さんの

診療を行っているのですが、

患者さんの希望に沿った治療ができているのか

再度、考えさせられる機会になりました。