先週は大好きな作品、マシューボーン のスワンレイクを観て来ました!

なんと…

ソウルで!!!!!!


こちらでも何度か書いている、来日する度に何回も観に行ってしまうもの。



そのリピートの秘密はズバリ『キャスティング』

東京に来るときは主役のスワン/ストレンジャー(クラシック版でいう白鳥と黒鳥ですね)は大体いつもトリプルキャストで準主役の王子や要となる役柄もダブル若しくはトリプルキャスト。

なので、組み合わせによって異なる雰囲気を観られるのです。
しかも、最近でこそ直前に日ごとのキャストが発表される様になりましたが、前は劇場の中に入るまでキャストは不明…
お目当の人に当たるまで何回も行ったりするのです。

今夏、来日公演ですっかりファンになってしまったWill Bozier (instagram はこちら↓)

初演のアダム・クーパー以来の当たりキャストではないでしょうか。
ソウルで観られるかな??
ドキドキ💓

日本から調べた限りではキャスト発表がされていなくて。
2公演観たうちの初日はMax Westwell というロイヤルバレエ出身の人。踊りはとても上手いのですが、主役として必要なカリスマ性が無いの…
作品が素晴らしいので、いつも通り楽しめましたが。。。

次の日。


やったー🙌
Willダァァァァア!!!!!!!!!!
発表を見た瞬間、ロビーで飛び跳ねて喜びました。韓国まで来た甲斐があると。笑

やっぱり。
やっぱり。

彼は凄いよー
群舞の動きや、音楽までゴージャスに聞こえちゃう。王子は前日と同じ人なのに別人の様にイキイキしてる。👏👏👏👏👏
ラストは号泣😭
ウィルを観られたことにも涙。
元気と活力をもらいました。
ありがとう。

あ。
すっかりスワンレイク の話しで盛り上がってしまいましたが。

本題はキャスティング。

そう。
舞台の良し悪しは80%はキャスティングで決まる。そう信じています。

極稀にせっかくのキャストを活かしきれていないなぁという作品を観る事もありますが、大体は演者で決まってしまうと思います。

どんなに良い振り付けも踊る人によって全く異なったものに見えてしまう。
フラメンコの場合は生演奏ですから、ミュージシャンも含めたキャスティングが非常に大事になって来ます。

自分が楽しく踊れないとお客様にご満足いただくものは創れません。
ですので誰と踊るか、誰に演奏してもらうかには拘りを持っています。

もちろん、予算その他の条件によって決めなくてはなりませんが、何とか手を尽くし良いキャストで出来るよういつも頑張りたい。
そう思っています。

最近特にたくさんの舞台を拝見しています。
そしてやはり実感する『キャスティング』の力。

フラメンコの場合は特に、ミュージシャンが大事だなぁ。
最終的にはハート♥️の寄り合いが見えると感動するのです。それには人間力も大事。
技術だけでなく人としての自分も磨いていこう。


Estudio LA FUENTE 
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