いざ、転職しようと決意はしたものの、一抹の迷いが生じていた。
一言で言えば 『損得』 である。
『損』は、これらを捨てること。↓
①高収入 (入社5年経過後には当時の一流プロ野球選手並でした。)
②役職 (社会人3年目から関連会社の運営を任せてもらえるなんて会社、当時はなかったです。)
③社宅 (赤坂の高層マンションの一室(140㎡)を社宅として『ン万円』で提供してもらっていた。)
④仲間 (仲間の信頼をやっと得られたのに、新天地で改めてゼロから信頼を築き上げなければならない。)
『得』は、
①都心生活から開放される。
②自宅から通勤できる。(実は24歳の時に既に自宅を購入していた。)
②保険代理店として、こちらは全国1位であり、ここの運営を任せてもらえる。(あちらは都内10位)
③ワンルームのディベロッパーから総合住宅産業という、更に幅広い世界に身を置くことが出来る。
④そもそも、20台という若さだからこそ、高収入を捨てても挽回できるのでは?
⑤将来確実に上場するであろう会社であり、その過程に身を置くことが出来る。
当時こんなことを考えた・・・がメモに残っていた。
懐かしくもあり、
若造が生意気に・・・と思いつつ、
れ?今のオレの給料いくら???とか。
一番感じたのは、 『年取った』 なぁ。
時間はとまらずに走り続けている。
ボケ~ッとしていると、これに気が付かない。
どのくらいの時間を失ったかなぁ。
(つづく)