逮捕された入居者の家に行った。
部屋は・・・汚れているどころのレベルではない。
見事に破壊されていた。
薬物乱用のためだろうか、
幻聴&幻覚がひどかったのかなぁ。
電気コンセントはすべて外され・・・、
壁の中を通る電気、テレビ、電話の線は刃物で切断されていた。
『ん!?』
過去の当社社員による対応履歴あり。
『誰かが盗聴している!
調べてくれ!!
はあ!?
盗聴なんてあり得ない?
わかった、
自分で対応する!!ガチャ』
だから配線関係は全部切ったのかな・・・みたいな感じ。
壁には無数の穴ぼこ。
たぶん、拳骨で殴ったのだろう。
だって、穴ぼこの回りに無数の血痕が残ってるんだもん。
どうせ壁紙は張り替えるけど・・・キモイ。
保証人は・・・一緒にパクられたらしい。
こういうの、困っちゃうんだよね。
経験上、ブタ箱にぶち込まれた経験がある人って、強いんです。
例えば、勝手に物件内の動産を処分すると、『オレの宝石返せ』とか平気で言ってくる。
こんな時は・・・、売るに売れない 『社有物件』 に 『保管』 します。
ペーパーカンパニーで 『動産保管料』 を 毎月『未収金』 に永遠計上し続けます。
備考欄には 『入居者東京拘置所にて禁固刑○年199×年▲月~』
悪知恵が働く経営者の方
企業会計がわかる方
なら想像できるでしょう?!
もちろん、引越業者さんを手配するお金の出所はない。
スーツに革靴の格好で 『引越屋』 です。
たまにエロ本やビデオ見つけるたびに再生する。
これは特権です
(つづく)