79歳男性。要支援2。ネフローゼ、外傷性くも膜下出血の既往あり、現在は腰痛が主訴。ハリ灸は怖いということで、もっぱらマッサージを行っている。
この男性、55歳の時に離婚し、二人の息子は所在不明である。東京生まれだが、すぐに、母親の実家の徳島に疎開。戦後は、特高であった父が身の危険を感じ、A県I市に身を隠したため、東京には帰れなかった。成人すると、T市に住み、大手自動車販売で営業マンとして働き、退職後は、ホームセンターや警備会社のパートなどをされた。これらの経歴からなのか、自分の中に閉じこもることが多く、施設内でのコミュニケーションはうまくいっておらず、たまにスタッフに声を掛けられそれに応ずるのが関の山である。