北朝鮮の金正恩は再度弾道ミサイルを日本海に打ち上げ、
韓国の文在寅はGSOMIAで米国を怒らせた。
時を同じくして、米国は、朝鮮半島上空に偵察機を飛ばせた。
館員袋の緒を緩め、戦争なら受けて立つとの姿勢を示した。
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)近くで海岸砲を発射して以降、米軍の偵察機が朝鮮半島上空を飛行していることが分かった。北朝鮮に対する監視活動を強化している可能性がある。
民間の航空追跡サイト「エアクラフト・スポット」によると、27日に米軍の偵察機RC135Vが韓国のソウルと京畿道一帯の上空を飛行したのに続き、28日に偵察機E8Cが朝鮮半島上空を飛行した。
RC135Vは米空軍の主力情報収集機だ。E8Cは地上をレーダーで監視、管制する機種で、9~12キロ上空から北朝鮮地上軍の地対地ミサイルやミサイル発射用の移動式発射台、野戦軍の機動、海岸砲と長距離砲の基地、港にある潜水艦など地上の兵力と兵器の動きを細かく監視できるといわれている。
E8Cは先月、沖縄の米軍嘉手納基地に2機が到着したとされる。
米軍偵察機による朝鮮半島上空の飛行は、北朝鮮の飛翔(ひしょう)体発射の動向を監視するケースが一般的だ。
北朝鮮メディアは25日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)がNLL近くの昌麟島の部隊を訪問した際、海岸の火砲を数発発射させたと報じた。部隊の視察日は23日とみられる。米軍偵察機の飛行もこれと無関係ではないとの見方がある。
韓米の軍当局は北朝鮮のさらなる挑発に備え、監視を強化しているとみられる。
11/28(木) 7:01配信
現代ビジネス↓長い引用ですが,御一読をお願いします。 11月13日の記事「中国も韓国も北朝鮮も、いよいよ東アジア経済が『自滅』しそうなワケ」で述べた様に、どの国も年末に向かって追い込まれている。
特に朝鮮半島の北においては、もともと「米国との交渉期限を年末までと一方的に区切っていた」が、これは年末までしか政権が持たないという米国へのサインでもある。
またGSOIMA騒動で日本や米国だけではなく、国民や軍部の信頼も失った文政権も年末まで持ち応えるかどうかわかない。もし、万が一「やめるのをやめるのをやめた」などと、再度破棄しようものなら、軍部のクーデターを誘発するであろうし、今回のGSOMIA問題に関する米国の態度から考えれば、そのクーデターを是認する可能性が高い。
つまり、南北同時クーデターの可能性がそれなりにあり、米国はそれを待っているのかもしれない。
なぜなら、金王朝の正統な後継者である金正男氏の長男は、FBIの保護下にあり、金正男氏同様自由主義思想の持ち主であるとされるからである。
北朝鮮にとっては正当な後継者、そして左翼・従北の文在寅氏よりも自由主義・民主主義のキム・ハンソル氏というのは、朝鮮半島有事に誕生するかもしれない「統一朝鮮」を取り仕切る強力な切り札になると思える。
繰り返すが、日本企業の長所は、長期的な視野で、辛抱図良く事業を進めていくところにある。
確かに、これは美風であるが、「相手を選ばなければならない」のも事実だ。
今彼らに援助の手を差し伸べて将来なにか良いことがかえってくるのであろうか? これまでの歴史を見る限り、その答えは「ノ―」であるといえる。
日本企業の経営者には、冷静かつ正しい判断を望みたい。
大原 浩