今蘇る【忠 愛】の額 | よかもん人生のブログ

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長い人生の旅路を書き綴ったブログです

今は取り壊されている故郷の我が家の座敷の床の間に【忠 愛】の額が飾ってあった。

楷書で書かれた【忠 愛】額は誰の書か確かめていない。

子供の頃は意味も判らず眺めていた。


小学校の冬休みの宿題で、自由に何かを書いてくるように言われて

考えも纏まらないので一も二も無く額の文字を選んで書いた。

担任だった先生はへたくそな【忠 愛】の文字を見て、何でこの文字を書いてきたのだと聞いてきた。

座敷の額に書いてあったと答えたら、

頷いてその意味を知って書いたのかと聞かれた事を覚えている。


父からはその意味を教えられていたと思うが右から左へ聞き飛ばし意味を忘れていた。


NHKの大河ドラマ天地人で直江兼続の愛の兜の事を知り、合点がいった。


思い出した、忠愛の忠は忠義の忠で義と一体となる文字と教わっていた。

あの額を祖父が掲げていたのか、祖祖父が掲げていたのか今では知る良しもない。


上杉謙信の義と直江兼続の愛の兜のことを知っていて掲げていたのだろうか???

直江兼続の愛の兜の事を知っていたとすれば、博識に頭が下がる。


先祖から見ればブログ三昧で、ちゃらんぽらんの我が生活、

冥土から歯噛みして悔しがっている事だろう。

武士の成れの果てではあるが、武士の一分として矜持(きょうじ)だけは持ち合わせている。