


中越地震の芋川上流の「せき止め湖」で水没した、旧山古志村の木籠(こごも)集落を、
取り壊すか保存するかで議論が戦わされている。
取り壊される前に今一度この目で観ておきたいと、昨日撮影に行って来ました。



相変わらず川原に半ば埋まったままの家々が痛々しかった。
中越大地震を忘れないための景観保存か、
大雨による二次被害を避けるため、取り壊し優先か迷う所です。

遠めに望める川原には「蒲の穂」がぎっしりと茂っていました。

高台に見える場所に集落の人たちは移転して住んでいました。
長崎県島原半島の普賢岳噴火で溶岩流に埋没した家々がそのまま保存されているのを
実際にこの目で見ていますので、
この家々も景観保存が可能ならばそのまま残しておきたい地震遺産です。