驚くツバメのナイショ話 | よかもん人生のブログ

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この写真の子ツバメは、二番子で妾の子なんです。(クリックで拡大します)

一昨日書いた野菜のブログの直売所の人に、今日聞いたホットな話です。

写真のツバメは元気に昨日巣立ったそうですが、裏事情が面白い。


ツバメは最初に雄が飛来し2~3日送れて「つがい」となる雌が飛来する。

おおむね去年の夫婦が今年も夫婦となるのだが・・・

1年は長く、数千キロの渡りの旅は命がけのはずです。


そんな中、漸く飛来してきたのに、待ってくれているはずの雄ツバメが何処にもいない。

顔見知りの隣の夫婦はせっせと子育てを始めているのを横目で見ていた「はぐれ」雌。

子育てを終わった雄が見逃すはずも無い、残された巣に誘い込み

晴れて二番子誕生となったのです。


子育ての間、妻ツバメと子供達は餌取りと飛翔練習に明け暮れて、

巣の近くを離れる事はなかったそうです。


この話を聞きながらも、外の電線に10羽ほどのツバメの親子が賑やかに囀りを聞かせていました。

慣れている販売所の人の呼びかけで納屋の巣へ戻ってくるそうです。


この巣のツバメは親三匹の、腹違いの大家族となったのですが、

世の中はそう上手くはいかないもので、

戻ってこないはずの妻ツバメが何かの事情で渡りが遅れて到着した時、

妻ツバメと、新しく娶った雌ツバメとの間にバトルが起きるそうです。


いや、雄ツバメと前妻ツバメとの間のバトルかもしれません?

人間から見て、何しろ同じに見えるツバメの見分けは出来ませんからね。


「若いツバメになりたいな」と言う言葉は、

若くて強い雄ツバメなら、毎年新しい後家ツバメを娶るチャンスが訪れる、

そんな雄の願望が言い表された言葉かもしれません?

女性陣から不謹慎なりと言われそうです。


このツバメの話は実話です。

渡りを前に、巣作りさせてもらった場所で別れの挨拶の飛翔を見せるそうです。

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私はパルに愛されて,満足満足。