『マリと子犬の物語』の記事は先に妻が書いたので、木喰観音堂の記事を書く事にしました。
小千谷市から山古志に向かう国道291号線を4kmほど登ると、左手にこの看板が見えて来る。

そこを左折すると、案内表示どおりに進み、巨岩を右手に見て、闘牛場と観音堂に行ける。

そこを左折すると、案内表示どおりに進み、巨岩を右手に見て、闘牛場と観音堂に行ける。
一昨日の記事、面綱をつけた巨岩から程も無い所、


小千谷市から山古志に向かう小栗山に木喰観音堂は在るのですが、駐車場は無い。
狭い山道に停めていると、管理人のおばあちゃんがトコトコとやって来られた。
お目さんがた、どこから、きなすったね・・・。
素朴そのものの問いかけに、観音様を見た思いでした。
後になって気付いたら、観音堂の写真を撮り忘れていた・・・ドジです。
観音堂を開けてもらい三十三観音像を拝観したが、格子戸が閉まっていて中が良く見えない。
ブログで紹介したいのですが、開けてもらえませんか?・・・
ぶろぐ???17日が御開帳日でその日以外本当は開けちゃならんのじゃがの、
と言いながら開けてくれました。感謝感謝です。






電球の明かりに照らされた、木喰三十三観音像は神々しく迎えてくれました。
木喰仏像に詳しく説明されています。
この狭い道が江戸時代、山古志に向かう街道だったのでしょう、南総里見八犬伝でもこの付近の情景が紹介されています。
木喰観音像を、備え付けられた電球の明かりのみで撮影しました。
現代から遡る事200有余年まえ、86歳の木喰上人の作品・・・そのパワーに圧倒されます。
完全に浄化されているのでしょう、唯の一つもオーブは写っていませんでした。
帰り道で大ハプニングが発生・・・
カーナビを見ず、前のバイクに連られて山道を曲がり降りたら細道へ紛れ込んだ。
舗装されてるとはいえ、程なく車幅いっぱいとなり、余裕は10センチほど、背筋がザワザワ~。
何のことはないこの道は、棚田米作りの農道であった。
曲がりくねる道を、必死で前進、農作業中の女性を見つけ、この先行けますかと問うたら、即座に否定された。
万事休す、引き返すしか手が無い・・・そこの畑でUターンして良いよの。言葉に救われた
漸く狭い畑でUターン出来たが、棚田道を数百メートル戻るのに、手の中は汗ばみグッタリ疲れた。
脱輪すれば、そこは田んぼの泥濘、自力脱出は絶望です。
勿論写真を撮る余裕などは無かったが、闘牛の巨岩から見下ろした風景の影に見えない棚田道です。


木喰観音像の紹介記事が飛んだハプニングのためすっ飛んでしまいました。