目の前を歩く小学一年生くらいの通学児童3人連れ。
和気藹々と歩いていると思えば、男の子が女の子のランドセルを傘で叩いた。
逃げる女の子を追って男の子も走る。
女の子は水たまりの手前で転倒し、帽子と傘は水の中に落ち、女の子は水たまりの縁に倒れ込んだ。
私は犬と共に駆け寄り助け起こして、泣き顔を堪えている女の子を拭いてやった。
帽子を絞り傘を取り、濡れた服が心配で、家が近くなら着替えて出直しなさいと言葉を掛けた。
男の子はすまなさそうに、相づちを打ち、女の子は駆け戻っていった。
それを交差点で見ていた、通学見守り隊の2人が後は此方に任せて下さい。
遅れるようなら車で送りますからと、申し出があったので、後を任せて帰ってきた。
自分の子供時代を思い出す、朝の散歩でした。