昨日今日のブログにはWBC野球優勝の喜びの言葉が充ち満ちている。
技術研鑽を基礎とした相互信頼と謙譲無くしてこの偉業は達成できなかった。
感動で胸を熱くしている今こそ、思い返して欲しい。
日本の高度成長と共に、失ってきた思いやりの心がここには生きていた。
今職場社会では、実力主義の名の下に、下克上こそ美徳のように、思い上がった者達が増えている。
その結果が先輩後輩のスクラムは破れ、先輩は技術移譲に難色を示してくる。
セクハラも男女機会均等法も、個人情報保護法も、それに拍車を掛けている。
情報交換ソフト・ウイニーはウイルスまで蔓延させ、混乱に拍車を掛けている。
職場内はギクシャクし、疑心暗鬼が充満している。
WBC野球がが見せてくれた相互信頼の決断力、これが本来の日本人である。
「我が社は世間に流されない」と言い切る結束力を、経営者と起業家の皆さんに求めたい。
アメリカナイズの生き方が全て良いのではないことを、世間は知りつつ、Uターンは怖い。
生涯雇用と言う信頼が有ればこそ出せる力もある。
団結する力が世界一を生み出せることを目の当たりに見た今、私は大いに感じている。
50年前を思い出せ、100年前を思い出せ、
明日の更なる栄光を信じて、日本人は団結しよう。