浮かれ心に水を差す。 | よかもん人生のブログ

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長い人生の旅路を書き綴ったブログです

3月の風が吹き始めると、全ての物が動き出す。

地面の下の虫たちも、今や遅しと蠢き始める季節の到来に、人間どもの心も動く。

新卒者は初めての職場に未来の可能性を求め、心ときめかせる季節なのだが、
その前には転職先を模索する先輩の群れが待ち構えている。


エイ儘よと後先も見ずに飛び出したまでは良いが、
落ち着き先が見つからず、右往左往する内に、気がついた時には、パートやアルバイト先しかない。


挙げ句の果てはニート暮らし。自暴自棄の世界が口を開けている。

前途洋々のはずの自分の才能が世間に認められない・・・・・世間が間違っている・・・

自惚れてはいけない、一人の人間の才能など、爪の垢に過ぎないことを知っているのかな?

転職先の今の企業が求めていることは、その人間が持つ技術と情報だけ。


人格は二の次の企業ばかりが目立つ世の中になっていることを、早く気付くべきだ。
能率主義、成果主義がそれに拍車を掛け、
下克上は当たり前、職場では腹の探り合いが日常茶飯事となり果てている。


天下国家を模索して、師を求めての転職なら容認できるが、
如何せんほとんどの人は出来心で転職している。


ひと言アドバイスすると、転職前に先ず自分を磨け、転職しても職種を変えるな、それにより、
その職種に関して知識と技能、能力が高まる。


それが力となり、応用力が芽生える。

不幸にして転職を余儀なくされても、新職場でそれが生かされる。

新職場では一目置かれる存在として受け入れて貰える。

それまで培った人脈と素敵な趣味が伴えば、鬼に金棒となり、転職など屁の喝破となる。

若者は5年、10年、15年同一職場で自分を磨き高めよ。

転職はそれからでも遅くない。

これが転職経験者からのアドバイスです。