我が輩は犬である。第2話 | よかもん人生のブログ

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我が輩は「よかもん家」で生活しているパピヨン犬のボス犬パルである。

ボスと言っても下位にいるのは、後から来た、弟犬のノアだけである。自慢にもならない。

生まれのルーツはフランスの貴族階級が寵愛していた犬だそうだ。

今ではざらに町中で仲間に出会う。

パルの命名は、郵便局通帳の、「ぱるる」が元である。

何でもあれはフランス語で、仲間、友達を意味するらしい。同じ意味の英語がパルである。

    風説によると、あの通帳の名前が決められた直前までに、外資系による日本統治が完成し、

郵政省解体の目安が付いた、その記念として、「ぱるる」と名付けさせられたとの事である。
スペルは違うが、「ぱるる」と英語辞典をひもとくと、「死体に掛ける布」と出てくる。

日本はもう死に体にさせたとの、裏の意味が垣間見える。

    

パルはもちろん仲間、家族の一員として付けてくれたとの事である。

ノアは、ノアの箱船から、「よかもん家」の人生の船に乗り合わせた、家族、仲間の意味がある。

日頃横にならないご主人が、腰の痛みのために炬燵に入って横になっている。

我が輩の優位を示すチャンスとばかり、すぐさま上に飛び乗っては見たが、如何せん力の差は歴然。

仕方がないので、顔舐め攻撃でごまかす事にした。

我が輩は顔の中でも特に鼻の油をなめるのが好きである。

しかしいつもなら、舐めさせてくれるご主人から、邪険に追い払われた。

面白くないから、ノアのねぐらを占領してふてくされた。

ノアはオロオロ・・・パル兄ちゃん、そこは僕の場所だよ・・・

群れの順位が違うと、こんな事は当たり前である。

しかしノアだって負けてばかりは居ない。

パルの倍もありそうな長い舌が食事時には大活躍。

犬用ミルクなどはパルの3倍以上の早さで飲み、すかさずパルの食器に首を突っ込む。

良くした物で食事時は喧嘩はほとんどしないで、パルも許している。

ノアがある程度食べた後は、パルが残りの食事を独占する。

食べる早さが違うための、力関係がここでも見られる。

我が輩は、その後ノアに見せびらかしながらゆっくり食べる。

時にはご主人に甘え、食べさせてくれと、ご主人を誘い出す。

ご主人の前で鼻声を出し、体を反転させると、意志が通じる。

いつもならそこでご主人が動きだし、一粒ずつ手から餌をくれる。これが又、旨いのだ、

そうなると見ていたノアも、動き出す、ご主人がいれば、パル兄ちゃんの脅しも効き目無し。

右手からはパルに、左手からはノアにと餌はたちまち無くなる。

同じ餌なのに旨さが違う、何でだろう???

こんな幸せな毎日であるが今日はダメ、散歩も奥さんであった。

早く腰を治療して遊んでよ。・・・・・