漸く小千谷~小出かんの関越高速道路が再開された。
雪に対しては日本最強を誇る関越高速道路が、いとも簡単に交通止めに追い込まれた。
山間部では短時間に2メートルを越す積雪となり、除雪が間に合わない自体となったのであろうが、
気象庁の予報が今年は小雪との長期予報が出ていたため、人心に油断があった為でもあろう。
今、青空が見えてきたが今夜は又大雪の予報が出ている。
今朝も6時からたっぷり1時間の除雪作業で、汗をかいた。
3月初めまでは気が抜けない毎日が続く。
雪国で報道されるような欠陥マンションがあるとおそらく一冬で、ひび割れからの水漏れなどで、直ぐに欠陥が見つかるだろう。
大雪ではそのまま潰されかねない。
工場では、合掌造りに組まれた、幅80センチ前後のH鋼鉄が雪のため曲がってきた事もある。
工場内に不気味な音が響き始め、直ぐに全作業停止となり、全員総出で屋根除雪開始となった。
その時は3メートル以上積もった積雪を各課ごとに場所を割り振り全員が除雪に当たった。
今でこそ雪下ろしと言うがわずか50年前までは、屋根の雪下ろしを、雪堀と言っていた。
道路に消雪パイプも流雪溝もなく、ただ降ろして春の雪ぎえを待つだけしかなかった。、
一回降ろすと道が埋まり、二回以降は、家の高さまでなった雪の上に雪を積み上げる。
町内がまとまって今日はこの家、明日はこの家と順送りに、屋根の雪堀をする。
背負い籠に雪を入れてやる者、その雪を道路や空き地まで運ぶ者、運ばれた雪を雪の塔にする者。
共同作業がなければ生活出来なかった時代であったと言う。
その連帯感は今はない、世の中が便利になりすぎ、こんな田舎町でも隣は何をする人ぞ・・・
と、なってしまった。
今夜から又大雪との事、予報が外れて欲しいと思う。
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