屋根に積もった2mの雪。その重さは、1平方メートルあたり600~800圓砲覆襦
自分の住んでいる家の広さで、その重さを換算してみて下さい。
降ろさなければ確実に家が傷み、放置すれば家は潰れる。
一晩に1mも積もる時は、雪降ろしは待ったなしになりかねない。
転ばぬ先の杖で、そこまで積もる前に個人個人の都合で雪降ろしをしたいのだが、
町場では勝手に下ろせない。
勝手に下ろせば、交通妨害となり、火事などの災害に対応できない。
その為にルールが決められている。
降ろしたい2日前までに担当者に申し出て、許可された時間内に降ろし、降ろした雪をその許可時間内で処理し、交通可能に出来るように求められる。
その時間は長くて2時間、降ろす人、降ろした雪を流雪溝に流す人と、
雪の重さを考えれば判るだろうが、もの凄い重労働である。
朝夕の道路に積もった雪流しと共に、重労働は春まで繰り返される。
その為に、冬には泊まりがけの旅行も出来はしない。
その間に大雪になれば、近所から批判が出る。
家の安全と共に、その家の前が交通困難になりかねないためである。
家族の多い人や帰省中の雪処理を頼める人は良いが、そうでない人は自由が束縛される。
その為新潟に来てから、正月に実家に帰った事は一度もない、40数年間ですよ。
今春の雪下ろしの体験実況は明日書く予定です。乞うご期待。